2012年12月30日日曜日

中国の高齢化社会、将来日本よりも深刻に

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●28日、中国は今後20年から30年の間に深刻な高齢化社会に突入し、その高齢化の程度は現在世界一の日本よりもさらに深刻な状況になるという。写真は公園で体を鍛える海南省の高齢者。



レコードチャイナ 配信日時:2012年12月30日 6時30分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=68005&type=0

中国の高齢化社会、将来日本よりも深刻に―日本華字紙

 2012年12月28日、日本華字紙・中文導報によると、中国の高齢化社会は今後、世界トップレベルの日本よりもさらに深刻な状況に陥るとみられる。

 北京大学国家発展研究院客員研究員で米スタンフォード大学経済学博士の梁建章(リアン・ジエンジャン)氏は、
 「中国の人口構造は今後20年から30年の間に深刻な高齢化社会に突入する。
 その高齢化レベルは現在世界一の日本よりもさらに進む」
と指摘した。

 人口高齢化は社会問題だけではなく、経済問題でもある。
 高齢化の影響を受けた日本経済は、高度成長のレールから外れてしまった
 日本企業トップの高齢化は普遍的現象だが、梁氏は
 「事態はわれわれの想像以上に深刻だ」
と指摘。
 70年代では日本企業の経営者の31.8%が35歳以下だったが、90年代になるとそれがわずか16.4%に減少している。

 しかし、出生率が1.5ポイント以下になった中国は
 「今後20年で日本と同じような状況に陥る」
と梁氏。
 「50年代から80年代にかけて、日本は世界で最も力のある経済体だった。
 しかし90年代以降は人口の高齢化が進み、日本企業の創造性は突然影をひそめた。
 日本経済低迷の根本的な原因は、企業の技術革新や起業能力が消失したことにあり、それは日本企業と日本社会の高齢化と密接な関係がある」
と主張した。

 梁氏はさらに
 「大多数の国では子供の出産は自由であり、高齢化や少子化のスピードは比較的緩やかだ。
 しかし出生率の極めて低い国は高齢化は速い」
として、中国の今後に強い不安を示した。



レコードチャイナ 配信日時:2013年3月21日 6時30分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=70453&type=0

高齢化のスピードが早過ぎる!
高齢化社会への準備が不十分―中国

 2013年3月17日、シンガポールの華字紙・聯合早報は、中国では高齢化の進展が早過ぎて、高齢者を迎え入れるための十分な社会体制がまだできていないと伝えた。

 中国では今年、60歳以上の高齢者の人口が2億人を突破する見込み。
 巨大なシルバー市場の誕生に大きな期待が集まるものの、高齢者を迎え入れるための社会体制はまだ十分に整っていない。

 ある調査によると、若者は親の扶養問題に関して
 「面倒はみたいと思っているものの、仕事に対するストレスが大き過ぎて思うようにならない」
と感じ、回答者の約8割が政府によるより大きな援助を期待している。

 専門家は
 「中国政府は一定の努力をしているが、重視の度合いがまだ不足している」
とし、その原因として、
1].欧米諸国が高齢化社会に達するまでに要する期間は一般に50~60年、遅い場合は70年の場合もある。
 しかし、中国は約20年という極めて短い期間で高齢化社会を迎える。
2].75歳以上の後期高齢者が特に多い。
3].中国経済はまだ十分発展しておらず、現段階では高齢化のニーズを十分満たすことができない
―などを挙げている。

4].さらに、養老機構や高齢者に対するサービスの体制が十分に整っていないことを挙げる。
 中国の都市部には現在、養老機構4万1800カ所が存在し、ベッド365万床があるものの、これは高齢者50人に対しベッド1床の割合にしか達していない。
 また、高齢者に対するサービス面でも大きく遅れている。
 中国には現在、自分の身の回りのことを処理する能力に欠ける高齢者が約3300万人存在している。
 仮に、3人に1人の割合で介護サービス要員を配備すると、1000万人以上の要員が必要となるが、実際には介護サービス要員は100万人にも満たず、専門レベルもかなり低い。

 さらに、人々の介護サービスに対する消費意識の問題や、一部の高級養老機構にのみ人気が集まる養老機構の構成上の問題なども指摘されている。





【国家の品格=ゼロ】


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2012年12月22日土曜日

五輪が残した貴重な遺産は金メダルにあらず、 北京五輪は東京五輪に遠く及ばない

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●20日、1964年に開催された日本初となるオリンピック東京大会を発展チャンスに切り替えた日本では体育・スポーツの普及が進み、国民の貴重な遺産となった。一方、北京オリンピックは中国に何か恩恵をもたらしただろうか。写真は北京五輪博物館。



レコードチャイナ 配信日時:2012年12月21日 16時35分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=67685&type=0

五輪が残した貴重な遺産は金メダルにあらず、
北京五輪は東京五輪に遠く及ばない―中国

 2012年12月20日、1964年に開催された日本初、アジアでも初となるオリンピック・東京大会から40年以上が過ぎた。
 オリンピックの開催をすぐさま発展の一大チャンスに切り替えた日本では、スポーツの大衆化が進み、日本政府は1965年から体育・スポーツの普及により多くの予算を割くようになった。
 日本の代表選手団が東京オリンピックで残した輝かしい成績は、日本国内に熱狂的なスポーツブームを巻き起こす力強い原動力となった。中国青年報が伝えた。

 オリンピックでの日本選手の活躍はやや陰りも見られるものの、スポーツの大衆化、特に学校教育における体育は目覚ましい進歩を遂げた。
 2011 年、FIFA女子ワールドカップ・ドイツ大会で、日本女子サッカーチームがアジア勢初となる優勝を果たした。
 2012年のロンドンオリンピックでは、日本の女子バレーが28年ぶりの銅メダルを手にしている。

 中国の選手は「国を挙げて」の金メダル獲得に必死だったが、サッカー、バレー、バスケの三大球技の低迷はどうすることもできなかった。
 チームで戦う球技スポーツの発展には、幅広い大衆の基盤が欠かせないことは言うまでもない。
 日本の女子サッカー、女子バレーが強くなったのは、球技スポーツの普及が進んでいるおかげであり、その普及を支えているのがまさに学校教育なのである。

 東京オリンピックが日本に残した最も貴重な遺産は何だったのだろうか。
 当時の光景を目の当たりにした人々にとっては、その体験こそが貴重な宝物だろう。
 しかし、日本全国に広がるスポーツ施設やグラウンド、徹底された学校の体育授業、競技スポーツと大衆スポーツの調和の取れた発展は日本国民に大きな恩恵をもたらし、それこそ、1964年の10月10日、盛大に幕開けした東京オリンピックが残したかけがえのない遺産ではないだろうか。

 北京オリンピックから4年、この「比類なき」オリンピックの開催と世界最多の金メダルを獲得した中国選手の活躍は、すでに歴史の1ページに刻まれてはいるものの、真の文化遺産として、人々がそこから利益を得る日はいまだ訪れていない。




【国家の品格=ゼロ】


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2012年12月21日金曜日

中国で起業する外国人へ:「ほとんど無理、やめておきなさい」

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● 19日、ドイツ誌は「中国でのドイツ企業の10の秘訣」と題する記事を掲載した。中国で成功したいと考える欧米人の起業に必要な10の秘訣を紹介している。資料写真。



レコードチャイナ 配信日時:2012年12月21日 8時10分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=67673&type=0


中国で起業する外国人の10の秘訣―ドイツ誌


 2012年12月19日、ドイツ誌Harvard Business Managerは「中国でのドイツ企業の10の秘訣」と題する記事を掲載した。
 中国で成功したいと考える欧米人の起業に必要な10の秘訣を紹介している。環球時報が伝えた。

(1)ブランド。
 有名ブランドが伝達する意義が、中国人にとって非常に重要である。

(2)時間と財力。
 中国市場への進出には時間が必要だ。

(3)市場の知識。
 中国は非常に分散した市場だ。
 南部で成功した製品が北部では受け入れられるのに長い時間がかかることもある。

(4)正確な中国の協力パートナー。
 パートナーは政府との交渉など、協力を通じて多くの困難を解決してくれる。

(5)優れた基盤づくり。
 非常に有効だ。

(6)人的資源。
 積極的で一定レベルの従業員を探すのは非常に難しい。

(7)忍耐。
 すべてにドイツより時間がかかる。
 決して忍耐を失わず、また従業員の前であからさまに文句を言わないほうがよい。
 従業員からの尊敬を失ったり、大量の離職者が出る可能性がある。

(8)柔軟性。
 中国ではすべての変化が早い。
 昨日の計画が今日には価値を失うこともある。

(9)感情の投入。
 中国人とは考え方が異なるため、「郷に入れば郷に従う」のが重要だ。

(10)幸運。
 運がなければ、完全な成功を手に入れるのは難しいかもしれない。

(提供/人民網日本語版・翻訳/YH・編集/TF)


 つまり、
 「中国で起業することは、ほとんど無理」
 ということにんなる。
 「幸運」がないと、ほとんど成功の見通しなし。
 ただ運にすがるだけしか、この国では外国人は起業できない。
 言いたいことはこういうことのようである。
 「やめておきなさい」



【国家の品格=ゼロ】


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2012年12月20日木曜日

中国都市住民10大ニュース、トップは尖閣と反日デモ

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レコードチャイナ 配信日時:2012年12月19日 22時49分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=67637&type=0

中国都市住民10大ニュース、トップは尖閣と反日デモ―中国紙

2012年12月19日、北京晨報によると、中国の政府系シンクタンク・中国社会科学院は同18日発表した「2013年社会青書」で、12年の中国都市住民の10大ニュースを発表した。

1].トップは尖閣諸島(中国名・釣魚島)問題をめぐる反日デモ
2].ロンドン五輪、
3].有人宇宙船「神舟9号」と無人宇宙実験室「天宮1号」の初ドッキング

 ランキングはインターネットの掲示板3カ所、簡易投稿サイト・微博(ウェイボー)2カ所、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)2カ所のデータをもとに決定した。

4].フィリピンと領有権を争うスカボロー礁(中国名・黄岩島)など南シナ海情勢が4位、
5].
6].中国人作家・莫言(モー・イエン)氏のノーベル文学賞受賞が6位、
7].
8].
9」.重慶市トップを解任された薄熙来氏をめぐる一連の事件が9位




【国家の品格=ゼロ】


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2012年12月7日金曜日

不思議の国ニッポン:来なけりゃ分からぬことばかり

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サーチナニュース 2011/06/01(水) 12:34
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0601&f=national_0601_115.shtml

【中国ブログ】不思議の国ニッポン…来なけりゃ分からぬことばかり

  「隠姓埋名」さんはこのほど、中国のブログサイト新浪博客に
 「あなたが知らない日本」
との題で、中国人から見て不思議に思える日本のさまざまな点を列記した。
 各行を「日本に来てみて初めて知った」で始め、日本の特徴を挙げた。
 「隠姓埋名」さんは経歴や居住地を明らかにしていないが、来日経験があるなどで、日本に詳しい中国人と考えられる。

  冒頭の部分では
 「日本は不思議な国だ。
 われわれに理解できないことも多い。
 われわれの文化とは大いに異なる」
との見方を示した。

  「隠姓埋名」さんは“不思議の国ニッポン”の特徴として、以下の点などを指摘した。

**********

・寒い季節でも、飲食店は氷水を出す
・水道水は沸かさずに、そのまま飲める
・麺(めん)を食べる時には、大きな音を出す
・ものを食べながら大通りを歩かない
・大通りを歩く美女は、スターよりも美しい

・ごみ袋を高い金を出して買わねばならない
・ごみを出すにも、時間が決まっている
・みっともない格好をしていても、だれも注目しない
・今日来た服を、明日も着ることは許されない

・だれもがグッチやルイ・ヴィトンの小銭入れを持っている
・公衆便所も歯磨きができるほど清潔
・しゃがんで使うトイレは、ほとんどみつからない
・洋式トイレに座れば、便座が「発熱」している
・どんなトイレにも紙が備えつけられている

・人の家に入るときには靴を脱ぐ
・知らない人でもあいさつすることがある
・図書館や教室にカーペットをしいている
・小さい住居でも浴室には必ずバスタブがある

・大型車は乗用車に道を譲る
・乗用車は自転車に道を譲る
・自転車は歩行者に道を譲る
・いちばん偉大なのは歩行者

・バスが止まってから席から立てば、降りられる
・ノートパソコンや携帯電話をそこらへんに置いても、だれも持っていかない
・日本人全員が「中国人は卓球ができる」と思っている

・男が女性みたいな格好をしてもよい
・女は化粧した時としない時で大きな落差
・女はどんなに寒くても、太ももをむきだしにした服を着ている
・たばこを吸う女は男より多い
・写真をとるとき、女は必ず指でVを作る

・プリクラで、1人で撮影する人はいない
・年寄りが色好み
・色情を売り物にする店も合法的

**********

  「隠姓埋名」さんは最後に、
 「日本に来て初めて知った。
 自分で1回来てみなければ、この国のことは永遠に分からない」
と記して、同ブログを締めくくった。





サーチナニュース 2012/12/07(金) 10:54
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1207&f=national_1207_009.shtml

【韓国BBS】アジア10カ国の親日度「中韓以外は日本が好き」

  韓国のコミュニティーサイト「ガセンイドットコム」の掲示板に
 「最新のアジア10カ国、親日度調査の結果」
とのスレッドが立てられ、さまざまな意見が寄せられた。

  スレ主は、アジア10カ国の親日度調査に関する記事を紹介した。
 対象の国と地域は、中国、韓国、台湾、香港、タイ、マレーシア、シンガポール、インドネシア、ベトナム、フィリピンだ。

  韓国と中国を除く8カ国は、80%が日本を「大好き」、「好き」と回答。
 アジア全体で見ると、中国と韓国以外は日本に対して友好的な傾向にあった。
 中国では55%が日本を「大好き」、「好き」と回答した。
 が、韓国では「大嫌い」、「嫌い」が64%で、「大好き」、「好き」を大きく上回った。

  「日本人について」は、タイ、マレーシア、インドネシア、ベトナム、フィリピンでは80%が日本人を 「大好き」、「好き」と回答し、日本人に対して友好的な傾向が強い。
 特に、ベトナム、フィリピンでは、90%以上が「大好き」「好き」と回答した。
 一方、韓国、中国では、「大好き」、「好き」との回答が50%を下回る結果になった。

  スレッドには、韓国と中国の回答結果については、おおむね納得するという声が見られる。

●・「やはり韓国が圧倒的だな」
●・「東南アジアの国々の好感度は、日本の経済力と文化波及力が根本にある。
 日本の過去の問題や右翼化などのネガティブなイメージは、これを問題視する韓国と中国の国力の伸長とかみ合って、ますます強くなっているのが現実」
●・「東南アジアの人々は日本だけでなく、どの国に言及しても友好的な答えが多いんじゃないの」

  また、調査自体を疑問視する声も多く見られた。

●・「調査方法がネットリサーチとは。
 ネット上にいる韓国人が日本を好きなわけがない」
●・「なんだかちょっとオーバーに作成されたような感じ」
●・「これ、昨年の調査結果を再加工して記事にしてない? 
 8月から関係が冷え込んでいるのに、好感が36%というわけがない。
 今きちんとやり直すと20%以下になるのが確実」
●・「この調査結果は、
 “韓国は中国よりも世界最高の反日教育、反日国家”
と広報するために、極右が業者に作成させたねつ造資料にしか見えません」

  一方、このような調査を行う日本人の国民性について言及した意見もあった。

●・「なぜいつも日本人はこのような調査をするの?
 「日本が好き」、「日本人が好き」という項目を作成すること自体が、本当に笑わせる。
 いつも世界中から「嫌われて」はいないかと気をもんでいるような気がする(笑)」
●・「日本人はテレビのバラエティー番組でさえ、常に外国人は自分たちをどう見ているかがテーマ。
 評価をとても気にしている」
●・「今、私たちが使用しているサイト(ガセンイドットコム)も “海外の人々は私たちをどのように見るか気になる”というもの。結局は同じでは?」




【国家の品格=ゼロ】


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2012年12月3日月曜日

天皇陛下は大衆的:わが国官僚は、“お前は民で私が主”という民主主義

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● 天皇陛下被災地訪問



サーチナニュース 2012/12/02(日) 16:55
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1202&f=national_1202_010.shtml

【中国BBS】天皇陛下はこんなにも大衆的! わが官僚ときたら…

  中国大手検索サイト百度の掲示板に
 「日本の天皇はこんなにも大衆的だ!」
という写真付きのスレッドが立てられ、中国のネットユーザーからさまざまな感想が寄せられた。

**********

  スレ主は、天皇陛下が東日本大震災で被災した人の避難先を訪れ、膝をついて被災者と会話している写真を紹介。
 さらに比較としてオバマ大統領が雨のなかでも傘をささずに市民と握手している写真と、中国の役人が側近に傘をさしてもらって、合羽を着た庶民を上から目線で視察している写真を紹介した。

  写真を見たユーザーからは次のような驚きのコメントが寄せられた。

●・「本当に不思議なことだ。
  君主が庶民に対して、しかも膝をついて面するなんて」
●・「天皇陛下がずっとアジア諸国の友好に努めてきたことは、尊敬に値することだ」
●・「レベルの違いだな」

  などといった称賛の声があがったが
●.「他国の長所と自国の短所を比べるなんて」、
●.「中国と日本を比べるべきではない。
 両国はまったく違う次元の国なのだから」
など比較すること自体がナンセンスだという意見もあった。

  また、中国の役人に関するコメントも少なくなく、
 「この役人は笑わせてくれるね」、
 「一番スゴイのは中国の役人じゃん」、
 「中国の役人がもっとも楽だね。
 世界中で中国の役人が一番楽なんだよ」
と言った皮肉を込めたコメントが寄せられた。

  ほかには、比較するなら中国の温家宝首相と比較すべきだという主張や、
 わが国の指導者は民意なんて気にする必要はない、中国は指導者が指導者を選び、庶民に発言権はない、などのコメントがあった。
 さらに
 「先進国は民主を叫び、発展途上国も民主を叫ぶ。
 後者の場合、“お前は民で私が主”という意味の民主だが」
という意見もあった。




【国家の品格=ゼロ】


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「中国人は何を恐がる?」:「貧乏」そして「敗北」

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レコードチャイナ 配信日時:2012年12月2日 23時34分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=67006&type=0

中国人が恐れるもの…男性は「貧乏」、女性は「老化」―台湾紙

 2012年11月29日、シンガポール華字紙・聯合早報によると、台湾の中国時報(電子版)は
 「中国人は何を恐がる?」
と題した記事を掲載した。

 百度(バイドゥ)の質問サイト「百度知道」で調査が行われ、その結果が「中国人の恐れるトップ10」として発表された。
 それによると、中国人男性が最も恐れるのは
 「貧乏」
になることで、その他には
 「敗北すること」、
 「並ぶ際の列を間違えること」、
 「他人と比較されること」
が挙がった。

 一方、女性が最も恐れるのは容姿の衰えなど「老化」で、その他には感情面での不安が多く、男性から二股を掛けられたり、心変わりされたり、安らぎを感じられなくなることを恐れる傾向が見られる。

 また、既婚・未婚問わず男女とも
 「異性との間での感情のもつれ」
を恐れる傾向が強く見られたほか、
 結婚せず「独身」であることを恐れる男性は女性よりも多いことが明らかになった。
 「結婚」を恐れる人は女性では70%に上ったのに対し、男性では30%にとどまった。




【国家の品格=ゼロ】


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2012年12月2日日曜日

中国の給食:日本の学校給食を手本に

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●11月30日、国から補助金として支給された3元が、子どもたちの手元に届いた時には、牛乳1パックとミニパン1個になっている。写真は浙江省の農村の学校給食。



レコードチャイナ 配信日時:2012年12月1日 21時59分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=67016&type=0

中国のネットで学校給食が話題に、「日本を手本に」―中国メディア

 2012年11月30日、「国から補助金として支給された3元(約40円)が、子どもたちの手元に届いた時には、牛乳1パックとミニパン1個になっている」―。
 中国農村部の小学校で教育支援として教壇に立つボランティア教師がこのほど、中国版ツイッター「微博(ミニブログ)」に学校給食の厳しい現状を公開し、大きな議論を呼んでいる。

農村部の「給食」の現状、補助金の3割以上が販売業者に

 湖南省鳳凰市臘璽山鎮にある所徳小学校には約110人の児童が通っている。
 現地教師はわずか3人で、残り3人はボランティアの教師だ。
 この小学校でボランティア教師として働く大学生の梁さんは最近、
 「国から補助金として支給された3元が、子どもたちの手元に届いた時には、1パックの牛乳と1個のミニパンになっている」
とミニブログに書き込み、学校給食の現状を公開した。

 梁さんによると、パンは直径6センチ、厚さ1.5センチ。
 現地の小売業者によると、牛乳の卸値は1パック1.6元(約21円)、ミニパンは0.3 元(約3.9円)。
 これをもとに試算すると、国が支給している1人当たりの補助金3元のうち、30%以上が販売業者の懐に入っていることになる。

資金の管理と食の安全確保が課題

 現在、農村の義務教育段階にある児童・生徒に支給される給食費補助金には、中央政府の財政から毎年160億元(約2080億円)が充てられている。
 現段階の計画では、約680県・市の在校児童・生徒計2600万人が対象になる。今回注目を浴びた鳳凰市も第1陣の対象地域。
 わずか3元だが、子ども 1人の1回分の食事を十分にまかなうことができる。

 人民日報の報道によると、中央政府は2011年、学食の設置に向けた特別予算を計上した。
 しかし試行地区が広域の貧困地域にあるため、建設や管理に要する仕事量が依然として膨大で、具体的な給食の形式については、入札から業務研修、日常的な運営、さらには将来的に膨大になると予想される給食調理員の給与など、あらゆる経費をどこからどのように捻出するのかが問題となっている。
 ある地方官員は
 「もし地方財政でまかなうのであれば、どのレベルの財政から拠出するのか、より明確なガイドラインが必要」
と語る。

 県・郷の学校給食を担当している責任者は多くが兼職である中、管理には資金の管理や食の安全といった大きな問題がかかわってくる。
 専門職員の不足は長期的な発展にとって大きな懸念材料となる。
 これ以外にも、学食の発展、場所選択、安全性などの諸問題がある。
 これらの問題はすでにお金だけで解決できる問題ではない。
 現実的な課題が山積する中、学校給食のあり方が問われている。

日本の学校給食を手本に

 日本は学校給食の実施を法律で明確に規定している。
 1954年、国会は「学校給食法」を制定し、学校給食を実施する目的は
 「小・中学生の心身の健全な発達を全面的に促進させると同時に、国民の飲食生活を改善させること」
と明記し、
 「国および地方公共団体は、学校給食の普及と健全な発達を図るように努めなければいけない」
と要求している。
 2009年4月1日から施行された「学校給食法」の現行法案には、日本の現状に基づき
 「日常生活における食事について正しい理解を深め、健全な食生活を営むことができる判断力を培い、望ましい食習慣を養うこと」
という項目が追加されている。
 これは「食育」(食事を通した食に関する教育)の角度から日本の学校給食が推進されていることを意味する。
 明確な法律に基づくことで、学校給食は教育活動の一部となり、各教育部門や学校から重視されることになった。
 1998年5月の統計では、日本の小学生の学校給食実施率は99.4%(761万人)、中学生の学校給食実施率は 82.2%(360万人)に達している。

 国家・地方財政が学校給食の補助金を支給しており、国が給食センターおよび学校給食室の設備を提供し、地方自治体(県・市・町・村)が調理員の給与や輸送費などを負担。
 児童・生徒の保護者は給食の材料費を負担するだけで良い。
 このため、給食費は市場価格の2-3分の1に当たる約250-300円(19-23元)に抑えられている。
 経済的に困難な児童・生徒に対しては、給食を無料で提供し、その費用は国と地方自治体が50%ずつ負担する。

 法律の規定では、学校給食の責任は各市・町・村などの地方自治体が担い、学校給食の提供方法は各自治体の具体的な状況に応じて自主的に決定する。
 東京都や大阪府などの場合、学校内に給食室を設けている市町村がほとんどだが、中には調理場を校外に設け、定刻に学校まで給食を配送する地域もある。
 学校給食の実施は文部科学省と各自治体の教育委員会が担当。
 学校給食の全体的な計画や管理は文科省、具体的な実施は教育委員会が担当する。
 厚生労働省は食品衛生の角度から全体的な指導や監督・検査を行う。
 学校給食の衛生管理を徹底するため、文科省は「学校給食の衛生管理基準」を制定し、学校給食の衛生管理の各過程に関する具体的な要求を明確化している。
 各自治体の教育委員会と学校も一連の衛生管理に関する規則制度を定めている。

 日本の学校給食制度は実施からすでに100年以上が経つ。
 そのまま参考にするのは難しいかもしれないが、経済の発展水準に見合った制度づくりや厳格で科学的な態度は学ぶ価値がある。
(提供/人民網日本語版・翻訳/MZ・編集/TF)




【国家の品格=ゼロ】


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「中国にあるのはパクリとコピーだけ」は誤り:様々な手段で米国から学んでいる

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●11月28日、CNNは「中国に対するわれわれの見方の誤りはどこにあるか」と題した記事を掲載し、イノベーション分野で中国は米国に追い付けないという認識の誤りを指摘した。写真は南京で販売されているGPS製品。



レコードチャイナ 配信日時:2012年12月2日 7時15分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=67005&type=0

「中国にあるのはパクリとコピーだけ」は誤り―米メディア

 2012年11月28日、米CNN(電子版)は
 「中国に対するわれわれの見方の誤りはどこにあるか」
と題した記事を掲載し、イノベーション(技術革新)分野で中国は米国に追い付けないという認識の誤りを指摘した。
 30日付で環球時報が伝えた。

 中国がイノベーション分野で米国との距離を縮められないという考え方は幼稚である。
 不幸なことに米国には
 「中国はコピーするだけであり、イノベーション分野では一貫して米国に敗れ続けるだろう」
という感覚が普遍的に存在している。
 こうした考えの誤った根拠とその反論には次のようなものが挙げられる。

1.「中国にイノベーションはなく、あるのはパクリとコピーだけ」。
 米国が旧世界の発明の模倣から発展したように、実際には大多数のイノベーションもコピーすることから始まっている。
 しかも、現在の中国の多くの“パクリ”は、米国の同業界のコピーレベルをすでに超越している。

2.「中国のイノベーションは真のイノベーションではない」。
 本来のイノベーションは下から上へと起こるもので、中国のように政府や上層部がリードするものではないとの考えがある。
 しかし、インターネットの起源が米政府が予算支援をした国防総省高等研究計画局の研究プロジェクトにあると言われていることを考えてみてほしい。

3.「中国では知的財産権の保護が不十分なため、イノベーションを奨励できない」。
 中国の知的財産権保護の弱さは、オープンな創造環境を生みやすくするとも考えられる。
 もちろん、知的財産権の使用とその保護の間にはバランスが必要ではあるが。

4.「中国のブランドやソフトパワーの影響力は海外で弱く、時代遅れである」。
 実際には、中国の影響力の上昇速度は、世界で最も発展のスピードが速い地域において、米国よりもかなり勝っている。
 経済のグローバル化が進んだ現在の環境下で、こうした市場に目を向ければ、米国ブランドと同等かそれ以上のチャンスをつかむ可能性が高い。

5.「暗記を中心とした詰め込み型の中国の教育からはイノベーションは生まれにくい」。
 イノベーションは、想像性に富み、批判精神を持った環境の中で生まれ、発展するとの考え方がある。
 しかし、米国の教育制度にも多くの欠陥が存在しているのが実情である。

 当然のことながら、中国がイノベーションを生むためには、さらに多くの努力が必要となるが、
 中国は現在、様々なルートを通じて米国から学んでいるところだ。
 忘れてならないのは、米国はGPSシステムを開発したが、人類に初めてコンパスを提供した国は中国だということである。




レコードチャイナ 配信日時:2012年12月3日 6時3分 
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=67023&type=0

中国進出のメリットとデメリット、高級ブランドが直面する「中国式の気まずさ」―中国紙

 2012年12月1日、羊城晩報は記事
 「“中国式の気まずさ”に直面したブランド品」
を掲載した。

 シャトー・ラフィット・ロートシルトといえば、いわずと知れたボルドーワインの名ブランド。
 中国でも高級ワインの代表格としてよく知られている。
 それだけに中国ならではの不思議な笑い話もある。
 シャトー・ラフィット・ロートシルトは年間20万本程度しか生産されないが、中国には数千万本が流通しているのだとか。
 つまりほとんどがニセモノだという。

 さらに世界的な高級ブランドは一度中国に進出すると、いろんな「中国式の気まずさ」に直面することになる。
 例えばBMWといえば
 「事故を起こしたのに謝らない女子大生」
 「BMWを牛車に変えた広州美女」
といった負のニュースをすぐに思いつく。
 エルメスは大金持ちに囲われた成金愛人女性たちのエピソードとセットになって覚えてしまった。

 今や世界的な市場となった中国。
 世界中の高級ブランドが中国市場への進出を目指しているが、その一方でこうしたひどい目に遭う可能性を恐れてもいるという。





レコードチャイナ 配信日時:2012年12月18日 19時12分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=67591&type=0

無意味な特許申請の横行が中国をダメにする―ドイツ紙

 2012年12月17日、環球時報によると、独紙フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥングは15日、中国で特許申請される発明の多くが
 「全く無意味で価値のない」ものばかり
だと伝えた。

 中国では車の後部座席にブレーキ装置をつければ、これを特許申請できるだけでなく、国家の奨励も得られる。
 テイラー・ウェッシング国際法律事務所の知的財産権専門のトーマス・パトリック弁護士は
 「中国の特許申請は全く意味のないものか、あるいは発明の価値もないものが数多くある」
と指摘する。
 発明能力があるということを誇示するために、中国企業は特許件数にこだわり、特許の中身には全くこだわらない。
 数さえあればいいのだ。

 2011年、中国は初めて世界における特許申請件数の最多国となった。
 2008年に中国政府が打ち出した「国家知的財産権戦略」によると、 2020年までに毎年200万件の特許登録を目指すという。
 その根底には
 「中国はもはや『世界の工場』ではなく、『パクリ王国』でもない」
という主張がある。

 ドイツ経済アジア・太平洋委員会のブレッドミュラー報道官は
 「企業の特許申請には質が必要。
 数が多いことが中国の開発能力の証明にはならない」
と指摘。
 さらに、あまりにも膨大な数の特許申請が原因で、外国企業の中国進出が困難になったと話す。
 各企業は高額な報酬で顧問弁護士を雇い、自社製品が中国の知的財産権や商標に引っかからないかをチェックしてもらわねばならない。
 あるEU職員は
 「われわれはすでに業界から膨大な量の訴えを受け取っている」
と話し、その訴えの90%が中国の違法コピーに関するものだったと明かした。




【国家の品格=ゼロ】


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2012年11月30日金曜日

教育の違い:この差は大き過ぎる


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●27日、中国のネットユーザーは中国の政治改革について、「国民に歴史の真相を伝えるべきだ。そして過ちを認めた上で民主主義の確立や司法の独立、報道や信仰を自由にする必要がある」と発言した。写真は2006年に北京で開かれた長征の展覧会。



レコードチャイナ 配信日時:2012年11月29日 20時20分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=66936&type=0

<中華ボイス>
歴史の真相を公開すべき!
過ちを認めた上で自由を!―中国ネットユーザー

 2012年11月15日、中国の新指導陣が発表され、習近平(シー・ジンピン)政権の幕開けとなった。
 経済的に大きく発展してきた中国だが、“自由”に関しては発展が遅れている。
 今なお中国国内は言論の自由がなく、報道に関しても規制がかけられ、重要事項は国営メディアを通して報道される。

 中国のネットユーザーは27日、中国の政治改革について、
 「今の中国に求められていること。
 まず、長征(1934~1936年に中国共産党が国民党と交戦しながら1万2500kmを移動したこと)から文革(文化大革命、1966~1976年まで続いた改革運動)までの資料を完全公開し、国民に歴史の真相を伝えるべきだ。
 その上で歴史上の重要な事件や人物に対し公平な評価を行い、そして過ちを認めた上で民主主義の確立や司法の独立、報道や信仰を自由にする必要がある」
と自身の意見を述べた。


 これは無理だ。
 そういう伝統がない。
 一般的に歴史学とは価値評価せずに、その時に起こった事実を研究するすることにある。
 しかし、中国にはこの伝統がない。
 中国の歴史とは「正史主義」で、現在、覇権を握っているものが
 「いかに正しいかを祭り上げるあげるもの」
である。
 正しかったからこそ、天がそのものに支配者としての権限を委ねた、というものである。
 よって、時代の些細な事象が、なんでもかんでもその政権の正当性を支持するものであるという形に作り変えられるのが歴史となる。
 ここには、「事実の検証」という作業はない。
 「正当性付与」という作業に置き換わっている。
 よって、その権力が倒れない限り、
 西洋風の単なる事実を追求する
といった態度は陽の目を見ることはない。


 面白い記事があった。

レコードチャイナ 配信日時:2012年11月29日 20時12分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=66931&type=0

国民教育こそが国防策、
日本人が幼稚園児をいかに教育しているかを探る―中国メディア

 2012年11月28日、中国新聞網は「教育こそ最も安価な国防、日本人が子供をいかに教育しているかを探る」との記事を掲載し、日本の幼稚園の教育内容を紹介した。
 日本政府は戦後、
 「国の真の財産とは、全国民の教育である」
 「日本復興のためには国民の教育以外に道はない」
と考え、これに力を入れてきた。
 記事はこの点に注目して、日本に学ぶべき点を探ったようだ。以下はその内容。

1.入園時にたくさんのバッグやかばんを準備
 日本の幼稚園通園には、園指定のかばんのほかに、ブランケットを入れる袋、お弁当箱の袋、着替えを入れるバッグ、上履き袋などを各種用意しなければならない。
 それぞれのバッグが他のバッグの中に収まるようにサイズも事細かに指定され、うまく収納されて持ち運べるようになっている。

2.園児は自分の荷物は自分で持つ 
 幼稚園へ子供を送迎する保護者たちは手ぶら。
 子供たちは自分で自分の荷物を全部持って歩く。
 子供の物は何でも親が持つ習慣の中国人にとっては、これは非常にショッキングなシーンだ。

3.面倒なほど頻繁な着替え 
 上履きや外履きを履き分け、お絵かきなどの汚れるお遊戯には上っ張り、運動するときは体操服。
 お昼寝の後にもお着替え。
 独立した生活能力を子供に学習させるためとのことだが、少々面倒だ。

4.冬でも半ズボン
 日本の園児は、冬のどんなに寒い日でも半ズボンをはいて通園する。
 入園当初はよく風邪を引いたりするが、こうして子供の耐寒能力を強化する。
 健康な身体や強い精神を養ってもらう目的から、冬でも子供に厚着させない。

5.適切な運動の実施
 授業に各種スポーツを適宜取り入れるほか、年長になると幼稚園間の対抗競技さえ開催されることもある。

6.完全な混合教育
 年少組から年長組までの子供が一緒になって遊ぶ時間帯が設けられている。
 年齢の異なる子供たちが互いに兄弟姉妹の感覚を味わえ、成長を感じることができる。

7.教育は“笑い”と“感謝”を学ぶこと 
 日本の幼稚園は知識教育を重視しない。
 教科書は使わず、絵本が与えられるだけだ。
 英語は言うに及ばず、読み書きや数学、音楽などの科目さえない。
 では、何を教えるのか?
 その答えは、「笑うことと、ありがとうと言えること」だという。

8.1年中、イベントや行事・記念日だらけ
 遠足や山登り、動物園や植物園参観、運動会、学芸会、もちつき大会など、様々なイベントが年中ぎっしり用意されている。
 節分やひな祭り、七夕など、季節ごとのお祝いや伝統行事もいっぱいだ。

9.仏教の影響
 日本では、寺院の側に幼稚園があったり、寺院で幼稚園を運営していたりするのも珍しいことではない。
 そうした幼稚園では仏様ので教えを学んだり、重要な日には仏像を拝んだりする。

10.命名の由来を教える
 誕生日などの折に、子供が生まれた時のエピソードや当時の写真、また名前の由来を伝えるなど、親が愛情をもって子供を育てているというプロセスを伝える。

11.想像力豊かで楽しい幼少期を与える 
 学ぶべきことも遊びを通じて楽しく学ばせる。
 子供の好きなアニメキャラクターを再現した彩り豊かなお弁当はその代表。
 食べ物はおいしく楽しく食べ、
 「残すのはもったいない」
と自然と学ぶようになる。

12.衛生意識の教育は男女別
 トイレの正しい使い方をはじめ、身体を清潔に保つ方法は男女別に合理的に教える。

13.防災意識の教育 
 地震多発国であるゆえ、避難訓練などを通じて防災意識を育成し、それに伴って
 「命の大切さ」
 「他人への思いやり」
を教えこむ。

14.大学並みの重々しい卒園式
 子どものころからフォーマルな場を与え、適切な態度を学ばせる。



 まあ、いろいろと記事が出てくる。



レコードチャイナ 配信日時:2012年11月30日 12時47分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=66960&type=0

日本人の目に映る中国人の6大特徴―中国メディア

 2012年11月29日、日中関係が両国民の関心事となっている現在、日本人の中には、中国人にあまり良い印象を持たない人もいるかもしれない。
 しかし実際に接してみると、中国人のやさしくて親しみやすいもう1つの顔に気づく。
 また、日本に好感を抱いている中国人も実は結構多い。
 ここでは、筆者の目に映る中国人の姿を紹介したい。
 チャイナデイリーが伝えた。(筆者・Sampu<日本>)

■好奇心旺盛
 例えば街頭で何かもめ事があれば、すぐに人だかりができる。
 当事者が誰かさえ分からなくとも、とりあえず見物するのだ。
 また、大切な祝祭日には、どこからわき出してきたのかと思うほど多くの観光客であふれ返り、タクシーに乗れないほど混雑する。

■メンツが最も大事
 中国はメンツ至上の国。
 とりわけ自分のメンツを重んじる。
 「自分が正しい」と考えを曲げない人が多い。

■時間の観念がゆるやか
 細かい日本人とは違い、中国人の時間観念は相当ゆるやか。
 公共バスが時刻表どおりに到着しないのは日常茶飯事だが、腹を立てる人はいない。
 中国人は本当に時間を気にしていないのだろうか。

■ずる賢い
 日本人は皆、お金持ちだと思っているのか、中国では少しでも気を緩めると、簡単に高値をふっかけられ、ぼられてしまう。
 あからさまに私を騙そうとしてきた中国人もいた。
 もっとも私はこの事を肝に銘じているので、あまり気にしていない。

■人情を重んずる
 真の友人になると、中国人はその友情をとても大切にする。
 困ったときに手を差し伸べ、助けようと手を尽くしてくれる。
 中国人が冷淡で無情な人達ということは断じてない。

■発展意識が強い
 中国は今後もしばらくは発展途上国にとどまるだろう。
 人々はより良い生活、より多くの所得を夢見ており、向上心が非常に強い。
 私の周りには、勉強熱心な中国人学生も多い。
 こうした勤勉さや向上心は、今日の日本となんら遜色はないと感じている。
(提供/人民網日本語版・翻訳/HT・編集/内山)




【国家の品格=ゼロ】


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2012年11月29日木曜日

多くの中国人が日本で働く理由とは:やはり賃金がいいから

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サーチナニュース 2012/11/28(水) 19:54
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1128&f=national_1128_031.shtml

【中国ブログ】多くの中国人が日本で働く理由とは

 日本に住む中国人の数が年々増加している。
 2010年12月末時点で約67万人、1984年の数字と比べると約10倍だ。
 中国経済が発展し、日本経済が停滞するなかで、これほど多くの中国人が日本で働いている理由は何だろうか。
 中国人ブロガーのmoonrise18さんが誰もが抱く疑問について、自身の考えをブログにつづった。

  日本にいる留学生は、週28時間以内のアルバイトを許可されている。
 しかし、moonrise18さんによれば同規定はそれほど厳格ではないらしく、多くの中国人留学生が必死になってお金を稼いでいるという。

  中国経済が発展し続けているとはいえ、日本と中国とでは貨幣価値が大きく異なる
 2011年の上海の大卒者初任給は約4万円ほどであるため、日本でのアルバイトによって月に20万円稼ぎ、その半分を中国に仕送りすることができれば、中国で稼ぐよりも手っ取り早く金を貯めることも可能だ。

  また、結婚のために日本へ来る中国人女性も多いらしく、
 「在日中国人の58%が女性だ」
と紹介した。

  中国経済が発展するに伴い、多くの日本企業が中国人を社員として雇用しているほか、中国人の雇用コストは日本人に比べて低いため、自動車やそのほかの製造工場でも中国人が雇われている。

  しかし、moonrise18さんは最近、都市部のサービス業でも中国人を見かけるようになっていることに疑問を抱いていたようで、
 「日本の接客サービスは独特なので外国人にはできないと思っていたのに、最近ではレストラン、病院、介護施設などでも雇用されている」
と述べた。

  moonrise18さんの日本人の友人は、日本の移民受け入れなどについて、
 「日本では移民に関してまだ公に討論されていないため、外国人が入国しやすい環境にある」
と語っていたらしいが、moonrise18さん自身としては、
 「移民問題が真剣に討論されるようになれば、移民受け入れに反対する声が強くなるだろう
と考えているようだ。

  一方で、moonrise18さんは、高齢化が進む日本では1998年より労働力が減少しており、また、まもなく人口の4分の1が65歳以上になることを指摘、
 「これも外国人に労働を提供している原因の1つなのだろう」
と分析した。



 アメリカで働く中国人にはこんな状況も発生している。

レコードチャイナ 配信日時:2012年12月7日 8時0分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=67177&type=0

<本日の中国TOPニュース>
顔も知らぬ両親は不法労働者、血筋は中国、国籍は米国…増える“留守児童”

 2012年12月6日、中国には“留守児童”という言葉がある。
 これは両親が揃って遠隔地に出稼ぎに行き、祖父母と共に故郷に残った子供のことを指す。
 両親とほとんど会わずに幼年時代を過ごす子供が増えているが、沿海地域の福建省福州市ではさらに事情が異なる。
 同市に在住する留守児童の多くは、外国籍の子供たちである。
 そこにはどんな事情があるのだろうか?

 福州市政府機関の統計によると、市内にはおよそ1万人の“外国籍の留守児童”が存在する。
 外国籍と言っても血統は100%中国人だ。
 彼らの両親は主に90年代、独身時代に不法入国で米国に出稼ぎに行った中国人労働者たち。
 そして現地で同じ境遇の者同士が結婚し、現地で子供を生む。
 夫婦ともに厳しい労働条件のもとで働き、忙しくて子供を育てられないため、子供はわずか生後数カ月で祖父母のいる中国へ送り返される。
 中国では子供の養育費も安い。
 たっぷりの仕送りを送れば、祖父母のもとにいる子供はある程度の裕福な暮らしが送れる。
 そして、米国で生まれたこれらの“留守児童”は、米国籍を持っているということになる。

 出稼ぎのため海外へ出る人が多い土地柄。
 福州市内の幼稚園には少なからず、こうした“外国籍の留守児童”が在籍している。
 たいていの場合、祖父母に甘やかされ、物質的に豊かな生活を送ってはいる。
 が、精神的な欠乏感を抱えているために、問題行動なども多いという。
 中には、幼稚園の先生を母親だと思い込む子供も少なくない。
 小学校に上がれば米国の両親のもとへ帰っていく子もいるが、そこには“言葉の壁”という新たな難関が待ち受けている。
 こんないびつな育ち方をする子供が、ますます増えているのが現状である。

※<本日の中国TOPニュース>では、中国の大手主要ポータルサイトによるニュースアクセスランキングから、注目の一記事をピックアップする。本記事は2012年12月6日付の網易(NETEASE)ランキング4位の記事。





【国家の品格=ゼロ】


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「四縦四横」の高速鉄道網、ほぼ完成

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●25日午前7時50分(日本時間:8時50分)、高速鉄道CRH380A型列車が北京市西駅を出発した。高速鉄道の主要幹線が今年続々開通したことで、中国の「四縦四横」高速鉄道網がほぼ完成した。写真は鄭武高速鉄道。


レコードチャイナ 配信日時:2012年11月28日 22時17分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=66886&type=0

「四縦四横」の高速鉄道網、ほぼ完成―中国

 2012年11月25日午前7時50分(日本時間:8時50分)、高速鉄道CRH380A型列車が北京市西駅を出発した。
 京広(北京・広州)高速鉄道の北京・鄭州間で試運転がスタートしたのだ。
 京広高速鉄道は1カ月後、全線開通する見込み。
 高速鉄道の主要幹線が今年続々開通したことで、中国の「四縦四横」高速鉄道網がほぼ完成した。
 人民日報が伝えた。

■京広高速鉄道、北京・広州間を8時間で結ぶ

 全長約2200kmに及ぶ京広高速鉄道は、中国大陸を南北に貫く縦の旅客輸送大動脈だ。
 同高速鉄道の武漢・広州間が2009年12月に、鄭州・武漢間が2012年9月にそれぞれ開通し、残るは北京・鄭州間のみだった。
 全線開通後、北京・広州間の所要時間は約8時間に短縮される。
 
 高速鉄道の一部主要幹線や接続線が、今年に入り続々と開通し運行を開始。
 中国政府の「四縦四横」高速鉄道政策はほぼ形が整った。
 鄭武(鄭州・武漢)高速鉄道は今年の国慶節(建国記念日)連休前に開通、京広高速鉄道と鄭西(鄭州・西安)高速鉄道がつながった。
 また、合蚌(合肥・蚌埠)高速鉄道が 10月に開通し、京広、京滬(北京・上海)、滬漢(上海・武漢)の高速鉄道主要幹線3本が接続した。
 さらに、12月1日には、寒さの厳しい東北3省を貫く初の高速鉄道・哈大(ハルビン・大連)高速鉄道が開業する。

 鉄道部によると、厳寒地域に新規建設された長距離高速鉄道としては世界初となる哈大高速鉄道は、開業前の各種準備作業が現在進行中だという。
 同高速鉄道の全長は921km、設計最高時速350km、遼寧、吉林、黒竜江3省を縦に貫き、23駅が設置される。
 中国政府の「四縦四横」高速鉄道政策のなかでも重要な「一縦」となる哈大高速鉄道は、現有の秦瀋(秦皇島・瀋陽)旅客輸送専用線および京秦(北京・秦皇島)鉄道とつながり、すでに開通している京滬高速鉄道や間もなく開通する京広高速鉄道との接続が実現する。

■哈大高速鉄道 東北三省と他地域間の時空距離を大幅に縮小

 このほど、哈大高速鉄道を走る試験運行車両が最高時速385kmを記録した。
 しかし、哈大高速鉄道が世界で初めて厳寒地域に新規建設された長距離高速鉄道であることや厳寒地域での高速鉄道運営管理経験を今後蓄積していくことを考慮し、また、同高速鉄道運行の安全性により多くの余裕を持たせるため、特に冬の運行安全確保を図る目的で、鉄道部門は開業時、「冬季」と「夏季」の2種の列車運行ダイヤを実施する計画という。
 冬には時速200km、夏には時速300kmで走行する2パターンの速度別で列車を走行させる。
 また、速度別の運賃も設定される。

 鉄道部科学技術司の周黎(ジョウ・リー)司長は哈大高速鉄道に関し、
 「哈大高速鉄道の竣工開通は、中国が厳寒地域における高速鉄道の建設技術を完全に掌握したことを意味する。
 同高速鉄道沿線では、冬場は最低気温が零下40℃まで下がり、積雪は最高30cm、沿線の最大土壌凍結深は205cmに達する。
 厳寒地域の特殊な環境に対応するため、鉄道部は22項目の科学研究テーマを選定し、新技術の開発作業を系統的に展開。
 路床の凍結・膨脹を防止するという技術的難題を突破した。
 また、低温下での走行という環境に適応可能な車両を開発し、牽引、電力供給、通信信号など各設備の低温適応技術を掌握。
 これにより厳寒地域における一連の高速鉄道技術を確立した。
 関連技術は全て、検証実験・試運転テストにパスした。
 これらの試験結果から、哈大高速鉄道の技術は信頼に足るものであることが証明された」
と述べた。

 哈大高速鉄道の開通・運行開始は、東北3省の人・モノ・情報の流れの急速なスピードアップを促し、東北3省とそれ以外の地域との時間的・空間的な距離を大幅に縮小。
 東北地方の旧工業基地の振興にとって重要な作用を果たすと見られる。
 大まかな推計によると、同高速鉄道の開通により、瀋大(瀋陽・大連)線の年間貨物輸送能力は1150万トン、京哈(北京・ハルビン)線瀋陽・ハルビン区間の年間貨物輸送能力は1000万トン増加することが見込まれ、現在の哈大鉄道の輸送能力不足を大幅に緩和することが可能となる。

 このほか、中国中・長期鉄道網計画によると、「四縦四横」旅客輸送専用線は、各大都市間をつなぐ高速ネットワークとなる。

四縦
1)北京・上海旅客輸送専用線:北京市・天津市と長江デルタ地域東部沿海の経済発達地域を結ぶ
2)北京・武漢・広州・深セン旅客輸送専用線:華北地域と華南地域を結ぶ
3)北京・瀋陽・ハルビン(大連)旅客輸送専用線:東北3省とその他の地域を結ぶ
4)上海・杭州・寧波・福州・深セン旅客輸送専用線:長江・珠江デルタ地域と東南部沿海地域を結ぶ

四横
1)徐州・鄭州・蘭州旅客輸送専用線:西北地域と華東地域を結ぶ
2)杭州・南昌・長沙・貴陽・昆明旅客輸送専用線:南西・華中地域と華東地域を結ぶ
3)青島・石家荘・太原旅客輸送専用線:華北地域と華東地域を結ぶ
4)南京・武漢・重慶・成都旅客輸送専用線:南西地域と華東地域を結ぶ

(提供/人民網日本語版・翻訳/KM・編集/内山)




NHKニュース 12月1日 19時5分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121201/k10013891041000.html

中国高速鉄道 新路線が営業開始

 中国・東北部で、900キロ余りの区間を最高時速300キロで結ぶ、新たな高速鉄道の営業運転が始まりました。
 中国政府は、去年、東部で起きた高速鉄道どうしの衝突事故のあと、一時中断していた高速鉄道の建設を再び積極的に進める姿勢を示しています。

 1日に営業運転を始めたのは、中国東北部、遼寧省の大連から黒竜江省のハルビンまで、南北におよそ920キロの区間を結ぶ高速鉄道です。
 列車は最高時速300キロで運行され、これまでの列車では9時間余りかかった所要時間が、最短でおよそ3分の1に短縮されたということです。
 中国政府は去年7月、東部の浙江省で高速鉄道どうしが衝突し、40人が死亡した事故のあと、一時高速鉄道の建設を中断していました。

 しかし、今年に入ってから再び積極的に進める姿勢を示していて、近く北京と南部、広東省の広州の間のおよそ2200キロを結ぶ路線も全線がつながる予定です。
 背景には高速鉄道の建設で地域間の経済格差の解消や減速する景気の下支えをはかるねらいがあるとみられていますが、インターネット上では高速鉄道の安全性を不安視する声も少なくありません。
 中国政府は、こうした声に配慮してか、1日、営業運転を始めた東北部の路線は、氷点下40度前後に達する冬の間最高時速を200キロに落として運行するなどとして安全性を強調しています。





レコードチャイナ 配信日時:2012年12月2日 15時41分 
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=67033&type=0

ハルビン―大連の高速鉄道が開業、世界初の寒冷地高速鉄道―中国

 2012年12月1日、中国東北部の黒竜江省ハルビンと遼寧省大連を結ぶ高速鉄道が開業した。
 チャイナフォトプレスが伝えた。

 中国版新幹線といわれる同高速鉄道の総営業距離は921キロ、設計最高時速は350キロ。
 遼寧省、吉林省、黒竜江省の3省23駅を貫く。
 これによりハルビン―大連間が最速約3時間半で結ばれることとなった。
 07年から施工し昨年に開業予定だったが、温州の鉄道事故などの影響で開業が遅れていた。

 冬季には気温が零下40度まで下がる寒冷地を走ることから、12~3月まで最高時速は200キロに抑えられる。




【国家の品格=ゼロ】


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2012年11月28日水曜日

中国、世界初のガラス製のつり橋を2013年内に建設へ

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● ガラスの吊り橋:完成予想図



サーチナニュース 2012/11/28(水) 11:14
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1128&f=national_1128_009.shtml

中国、世界初のガラス製のつり橋を2013年内に建設へ

  湖南省張家界大峡谷で2013年3月をめどに、高くそびえ立つ峰と峰の間に架けられるガラス橋の建設が始まる。
 ガラス橋は完成後、世界初のガラス製のつり橋となり、世界でもっとも高く、もっとも長いガラス橋の記録も樹立する予定だ。
 また、航空宇宙分野で使用される最新の複合材料を初めて使用した橋となる予定で、多くの「世界一」を達成する予定だ。
 中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。

  計画によると、大峡谷のガラス橋は、峡谷の両側にある絶壁の峰の頂上の間に架けられ、
 谷底からの高さは400メートル、橋の幅は2.3メートル、橋の全長は370メートルに及ぶ。
 橋はすべてガラスで建造され、鉄筋コンクリートは一切使用されず、枠組みもすべてガラス製で、最新の高強度の複合材を採用する。
 橋の中心では世界一の高さからのバンジージャンプもできる計画だ。

  大峡谷景勝地区の責任者によれば、景勝地区は13年末に一般観光客に開放される予定だ。
 ガラス橋プロジェクト全体の投資総額は2億6000万元(約33億8000万円)にのぼる見込み。




ロケットニュース24 2012年11月29日
http://rocketnews24.com/2012/11/29/271338/

「断崖絶壁に世界初・ガラス製の吊り橋を作るアル!」 
ネットの声「怖すぎ!やめて!!」

 ロケットニュース24でもお伝えしたが、先日、中国の建設会社が90日で世界一高いビルを作ると張り切り世界の注目を集めた。

 その中国でまたしても驚くべき建設計画が持ち上がっているそうだ。
 今度の計画は「鉄筋を一切使わないオールガラス製の吊り橋を作る」というもの。
 高さ400メートルの断崖絶壁を結び、2013年末にも一般に開放される予定だ。

 ガラスの吊り橋ができるのは湖南省張家界である。
 張家界は武陵山脈の中にあり、鋭い峰が立ち並ぶ観光地だ。
 峰にはうっすらと雲がかかり仙人の里という渋い雰囲気が人気だ。

 その峰同士を結ぶガラスの橋だが、中国の報道によると、長さ370メートル、幅3.2メートル、高さ400メートルになるという。
 素材は全てガラス。鉄筋もコンクリートも一切使わないそうだ。

 完成すれば世界初のオールガラス製で、世界最長のガラス製の橋となる。
 また、橋の中心部の高さも世界一になるそうだ。
 これだけ多くの「世界一」を達成できるとなれば力が入るのも無理はない。
 総工費は2.6億元(約34億円)になる予定である。
 
この計画に中国のネットユーザーは

「いいじゃん!」
「渡ってみたいなぁ~」
「できたら絶対に行く!」

と、歓迎する声もある一方で

「マジかよ!?」
「バカなの? 狂ってるの?」
「怖すぎ!やめて!!」
「凍結したらどうするの?超すべりそうなんだけど」
「割れないよね?大丈夫だよね!?」
「私は端から見てるだけでいい……」
「税金のムダづかい」
「自然の景色そのままでいいよ。変なものを作らないで」

と、ガラス橋の必要性に疑問を感じる声も多い。
 
 記者(私)も張家界には行ったことはあるが、断崖絶壁だらけ。
 普通の吊り橋でさえかなり緊張感をもって渡るというのに、足もとが無色透明、400メートルも下が丸見えとなると……考えただけでも足がすくむ。

 それにしても中国人に奇抜な建築物を建てさせると右に出るものはいない。
 アグレッシブすぎる試みに感心はするが……とにかく安全第一で進めてほしいものだ。

(文=澤井恵)
参照元:Weibo 新浪湖南、人民日報(中国語)

▼完成予想図、怖すぎる!






サーチナニュース 2012/11/28(水) 11:14
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1128&f=national_1128_009.shtml

世界初「ガラスのつり橋」…2013年3月に着工=中国・張家界


 
湖南省張家界大峡谷で2013年3月をめどに、高くそびえ立つ峰と峰の間に架けられるガラス橋の建設が始まる。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。

  完成後は世界初のガラス製のつり橋となり、世界でもっとも高く、もっとも長いガラス橋の記録も樹立する見込みだ。また、宇宙航空分野で使用される最新の複合材料を初めて使用した橋となる予定で、多くの「世界一」を達成するという。

  大峡谷のガラス橋は、峡谷の両側にある絶壁の峰の頂上の間に架けられる。谷底からの高さは400メートル、橋の幅は2.3メートル、橋の全長は 370メートルだ。すべてガラスで作られ、鉄筋コンクリートは一切使用しない。枠組みもすべてガラス製で、最新の高強度の複合材を採用する。橋の中心部分では、世界一の高さからのバンジージャンプもできるようにするといおう。

  大峡谷景勝地区の責任者によれば、景勝地区は13年末に一般観光客に開放される予定。ガラス橋プロジェクト全体の投資総額は2億6000万元(約33億8000万円)にのぼる見込み。(写真は「CNSPHOTO」提供。上空から撮影した張家界)




【国家の品格=ゼロ】


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悪名高いのはマナーだけではない!: はびこる「中国式」悪弊は国民心理の反映

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●26日、「“中国式”道路横断」「“中国式”列の割り込み」「“中国式”子供の送迎」など、中国メディアは自国独特のあきれた現象を“中国式”として紹介。最近では流行語のように使われている。写真はある「“中国式”会議」の風景。元気なのは壇上の講演者だけだ。



レコードチャイナ 配信日時:2012年11月28日 14時34分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=66897&type=0

悪名高いのはマナーだけではない!
はびこる「中国式」悪弊は国民心理の反映―香港紙

 信号無視でもみんなで渡れば怖くない「“中国式”道路横断」、
 並んでいる列に平気で割り込む「“中国式”列の割り込み」、
 無事に子供を送り迎えするためなら周囲に迷惑をかけてもかまわない「“中国式”子供の送迎」
など、中国本土のメディアは自国
 独特のあきれた現象を“中国式”
と称して紹介。
 最近では流行語のように頻繁に使用されているという。香港紙・成報が伝えた。

 前述の“中国式”とは国民の非常識な行為を対象としたものだが、政府や組織の失政に関する“中国式”も数多くある。
 「“中国式”都市建設」は都市発展の合理性を無視し、盲目的に都市の規模ばかりを拡大するもの。
 結果、空き家ばかりの都市やゴーストタウンを建設することを指す。
 「“中国式”介護」は、高齢化社会に突入した中国で福祉の整備が追いつかず、高齢者受け入れ施設のベッド数も足りないため、
 「未富先老(金持ちにならないうちに年をとる)」や
 「老無所養(老いても受け入れ先がない)」
となっている状況をいう。
 「“中国式”産業推進」は、国家の産業推進プロジェクトを実行するため、地方自治体や国有企業の実力者がむやみにこれに注力して供給過剰にすることだ。
 新エネルギー産業窓はまさにこれに当たる。
 「“中国式”会議」は、会議で決まったことは実際にやらず、実際にやったことは会議に上らないことを指す。

 こうした“中国式”現象は、国が直面している問題と密接な関係がある。
 自動車社会や都市化拡大、高齢化社会、経済モデルの転換や産業の高度化など、
 いずれもこれまでの中国政府が直面したことのない新課題の反映だ。

 国民の行動様式を指す“中国式”現象には生活習慣や歴史的・政治的背景などがあり、国民だけを責めるのは酷だ。
 だが、これらの現象が社会問題にまで発展していることは事実であり、笑って済ませるにはとどまらず、解決する必要がある。
 そのためには政府の関係部門や職場が責任をもって管理レベルの向上に努めなければならない。

 いずれにせよ、こうした“中国式”に国や国民が注目し、議論することに意義がある。
 すでに社会のあちこちから、これらの「中国式」に対し変化を求める声が上がっている。
 未来の「中国式」は中国のマイナス面を表すものではなく、先進的で明るく魅力的な国家の代名詞であることを期待しよう。




【国家の品格=ゼロ】


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2012年11月26日月曜日

中国の貯蓄率は世界一:52%

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●22日、中国の国民貯蓄率は1970年代からこれまで、常に世界でも高い水準を保ち、2005年には51%に達した。世界の平均貯蓄率は19.7%



レコードチャイナ 配信日時:2012年11月26日 6時42分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=66790&type=0

中国の貯蓄率は世界一、いかに消費を刺激するか―中国メディア

 2012年11月22日、国際通貨基金(IMF)が最近発表したデータによると、中国の国民貯蓄率は1970年代からこれまで、常に世界でも高い水準を保ち、
 2005年には51%に達した(世界の平均貯蓄率は19.7%)
 この高い貯蓄率が中国国内の消費不足の原因の1つとされている。
 特に現在、中国は国際的な金融危機と経済構造の調整という2つの大きな課題に直面しており、内需拡大や消費の拡大が経済転換のカギを握るようになっている。
 専門家は貯蓄率を段階的に低下させ、消費者金融の環境を最適化するほか、生活保障の向上に取り組み、国民の消費意欲を刺激する必要性を指摘。
 「そのようにすれば中国は経済低迷からいち早く抜け出し、経済転換を進めることができる」
としている。
 人民日報(海外版)が伝えた。

世界一の貯蓄率52% 

 IMFのデータによると、中国の貯蓄率が国内総生産(GDP)全体に占める割合は90年代初め、35%以上になった。
 また、中国の国民貯蓄残高は09年、18兆元(約234兆円)を突破し、世界でトップの貯蓄率になった。
 国民1人当たりの平均貯蓄額は1万元(約13万円)を超えている。

 中国証券監督管理委員会の郭樹清(グオ・シューチン)主席は、
 「中国経済において、貯蓄と投資の構造はすでにバランスを崩している。
 国家統計局のデータを分析してみると、中国の貯蓄率は52%に達しており、世界でも先例のない高水準」
と警戒する。

 中国社会科学院金融研究所・銀行研究室の曾剛(ズン・ガン)主任は中国の貯蓄率が長期にわたって高水準である原因について、
(1).アジアには倹約の習慣があり、アジア各国の貯蓄率はいずれも西洋諸国より高い
(2).社会保障システムの整備が進んでいない。
 貯蓄の目的は多くが失業や病気など将来の不測の事態に備えるため
(3).消費者金融の発展が遅れている。
 現状では、2、30年かけてお金を貯めなければマイホームを買えない。
 もし消費者金融が発展していれば、貯蓄は必要なく、ローンを利用することができる。
 そうなると、貯蓄率は下がる
(4).中国国内の消費が過小評価されている。
 サービス関係の消費は現在、われわれの統計に含まれておらず、正確な統計を出すのも難しい。
 例えば、借家の家賃も重要な消費の一部だが、今の時点では課税範囲にするのは難しい
―の4点を指摘する。

過度の貯蓄は経済成長の足かせに 

 貯蓄率が高止まりしているのに対し、消費欲は弱まっている。
 中国人民銀行(中央銀行)が11年初めに発表した預金者を対象に実施した調査報告によると、都市部の住民85.8%が貯蓄傾向にあり、消費意識の方が高い住民は14.2%にとどまり、1999年以降で最も低い消費欲となった。

 中国国務院(政府)発展研究センターの呉敬●(ウー・ジンリエン、●は王偏に連)研究員は
 「過度の貯蓄と消費不足というアンバランスな構造が長期間にわたり続いていることは、中国経済成長の足かせになっている。
 GDP成長率が継続して高まるための内在的原動力に欠ける」
と警笛を鳴らした。
 さらに
 「高い貯蓄率は企業の発展にとっても不利」
とし、
 「貯蓄率が高すぎると、消費の不足を招く。
 ある意味、短期的に見ると、いかなる生産も最終的には消費にかかっている。
 投資を増やし、生産能力を高めても、最終的には生産の費用対効果を高めなければならない。
 簡単に言うと、商品を作り、買う人がいて初めて生産を維持できる。
 そのため、貯蓄率が高すぎるのは決して良くない傾向。
 このように消費が不足すると、消費より生産能力の方が高くなり、企業は利益を確保するのが難しくなる」
との見方を示した。

 ただ貯蓄率が低ければ低いほどいいというわけでもない。
 曾主任は
 「貯蓄率が低すぎると、過度の消費を招く恐れがある。
 この種の消費が続くと、見た目だけの繁栄を招きかねない。
 例えば米国は貯蓄率が低いが、消費は自分の能力を超えて借金するほど高い。
 しかし、借金を返済するあてもなく、サブプライムローン問題のような問題が発生する」
と指摘。
 つまり、
 「貯蓄率が高すぎるのも低すぎるのも好ましくない」
ということだ。

貯蓄率を合理的な水準に 

 曾主任は
 「中国は貯蓄率を低下させ、貯蓄が合理的で適度な水準を保てるようにしなければならない」
とし、
 「われわれはいつも米国の基準を参考にするのではなく、中国の国情に合った基準を見つけ、必要な調整を加えなければならない。
 そうすれば、中国の総需要構造はさらに最適化される。
 そのために、われわれは医療や失業救済などの社会保障システムを一層整備し、国民の将来に対する不安を和らげなければならない。
 さらに、消費者ローンを適度に発展させ、消費の環境や消費者金融の環境を最適化させなければならない。
 そのようにして初めて、貯蓄率を下げ、経済構造を最適化できる」
と指摘した。

 一方、スイスに本拠を置くUBS証券(中国)の汪涛(ワン・タオ)チーフエコノミストは、国民の貯蓄率を低下させる以外に、
 「企業や政府の貯蓄率も低下させる必要がある」
と指摘。
 方法として、
▽.エネルギー源やその他の資源、さらに土地や資金などの生産要素価格偏向を低下、是正し、環境保護のための有料化制度を進める
▽.政府が社会保険や医療衛生、教育などの分野の支出を拡大するために、国営企業の株式利益を社会保険基金などに回す
▽.金融機関の発展に努め、中小企業に対するサービスを強化。
 資本市場をさらに発展させ、企業が良い環境で融資を進められるようサポートする
▽.税收や公共財政システムの改革を進め、地方事業の重点を投資や土地転がしから公共サービスに転換する
―の4つを挙げている。
(提供/人民網日本語版・翻訳/KN・編集/TF)


 wikipediaによると、


貯蓄率(ちょちくりつ)とは、貯蓄額を可処分所得で割った比率。
国民経済計算では、国全体の貯蓄が定義され、国民可処分所得で割った国民貯蓄率があるが、通常貯蓄率といった場合には、家計貯蓄率を指すことが多い。

 
 可処分所得とは

労働の対価として得た給与やボーナスなどの個人所得から、支払い義務のある税金や社会保険料などを差し引いた、残りの手取り収入のこと。
 個人が自由に使用できる所得の総額。
 個人の購買力を測る際には、一つの目安とされる。

 この可処分所得から消費費出(生活必需品の購入、公共料金の支払い、レジャー費、教育費など)を差し引いた残りは、家計の「貯蓄」となる。
 そのため可処分所得は「最終的な消費支出と貯蓄を合計したもの」とも言い換えられる。
 そして可処分所得のうち、最終消費支出へと回った額の比率を「消費性向」、家計の貯蓄へと回った比率を「貯蓄性向」という。

 ということは、貯蓄率50%ということは「手取り収入」の半分を貯蓄に回す、ということになる。
 ほんとうだろうか。
 そんなに高い収入を得ているのだろうか。
 もしそうなら、中国は実に豊かな国ということになる。

2012年11月24日土曜日

料理の貧しい国イギリス:世界の中国料理

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●22日、英国では廃棄されている鶏爪を中国に輸出できないか、上海を視察した英閣僚が提案した。鶏爪だけではなく、ニワトリのクビや心臓なども英国では廃棄されるか、ペットの餌にされている部位。もちろん中国人はそれらもおいしい料理に変えている。写真は鶏爪。


 イギリスの料理というと何を思い浮かべるだろうか。
 「フィッシュ・アンド・チップス」
 これしかない。
 白身魚の揚げ物とフライドポテト。
 料理貧困国家イギリス。
 7つの海を制したイギリスだが、料理に関しては最低。
 フランス料理とかイタリア料理は世界の料理になっている。
 でもイギリス料理なんて聞いたことがない
 単純にいうと世界に冠たる料理としては「ない」。
 それに比べると中国料理はワールドタイプである。


レコードチャイナ 配信日時:2012年11月24日 6時58分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=66748&type=0

英国の廃棄物が中国ではごちそうに!
英閣僚、直ちに輸出すべしと提言―中国メディア

 2012年11月22日、チャイナデイリーによると、英国では廃棄されている鶏爪を中国に輸出できないか、上海を視察した英閣僚が提案した。

 先日、英国のオ-ウェン・パターソン環境・食料・農村地域相が、英国の食品企業、飲料企業約40社の幹部を引き連れて上海市を訪問した。
 これらの企業の対中輸出を伸ばすのが目的だ。

 一行が上海市の英国系スーパー・テスコを訪問した時のこと。
 中国の美食には欠かせない鶏爪(ニワトリのツメ、鶏もみじ)が売られていたが、ブラジルからの輸入品だと知った。
  パターソン大臣は 
 「北アイルランドの養鶏業界は毎週900万トンもの鶏爪を廃棄するためにお金を支払っているのに!」
と仰天。
 中国に輸出するべし、と提言した。

 鶏爪だけではなく、ニワトリのクビや心臓なども英国では廃棄されるか、ペットの餌にされている部位。
 もちろん中国人はそれらもおいしい料理に変えている。
 すでに豚足、ブタのしっぽ、耳、舌などは英国から中国に輸出されているとあって、ニワトリの部位もユーラシアの西から東へと輸出される日が近そうだ。


 料理の何たるかを知らないイギリス人。



【国家の品格=ゼロ】


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2012年11月23日金曜日

「釘子戸(クギ世帯)」:立ち退き拒否

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●21日、中国・浙江省温嶺市で「最もハチャメチャな立ち退き拒否住民」が出現したと報じられた。ほぼ完成した幅数十メートルの道路に、まるで中洲のようにポッカリと建物が残っている。


レコードチャイナ 配信日時:2012年11月23日 0時25分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=66723&type=0

「最もハチャメチャな立ち退き拒否」がつくりだした奇妙な都市の風景―浙江省温嶺市

 2012年11月21日、中国・浙江省温嶺市で「最もハチャメチャな立ち退き拒否住民」が出現したと報じられた。
 チャイナフォトプレスの報道。

 温嶺市では長距離列車の駅前に大通りを整備するため、周辺の建物に立ち退きを要求したが、いまだ4棟の建物では入居住民の一部がこれを拒否している。
 そして、これらの建物だけを残して道路工事を強行したものだから、トンデモナイ事態になっている。

 ほぼ完成した幅数十メートルの道路。
 その真ん中に、まるで中洲のようにポッカリと建っている4棟の建物。
 中にはまだ生活をしている住民がいる。
 こうした“立ち退き拒否”のケースは中国国内ではたびたびニュースとなる。
 都市開発計画や公共施設、大企業の工場建設によって移転を求められた住民が強固にこれを拒むわけだが、
 その理由は明確。
 立ち退きによって支給される補償金の金額が不満だからである。
 こうした人々は近年、「釘子戸(クギ世帯)」と呼ばれている。





レコードチャイナ 配信日時:2012年11月24日 17時12分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=66775&type=0

中国の「最もハチャメチャな立ち退き拒否住民」がトップニュースに、「彼らは幸せ」「勇気ありすぎ」―英国

 2012年11月22日、英紙デイリー・メールは中国浙江省温嶺市の立ち退き拒否住民「釘子戸(クギ世帯)」の話題をトップニュースで取り上げ、現地のネットユーザーがこの話題で盛り上がっている。
 23日付で環球時報(電子版)が伝えた。

 同紙は道路の真ん中にポッカリと残された5階建ての建物に住む温嶺市の釘子戸の写真以外にも、中国各地の釘子戸の写真を掲載。
 これを見たネットユーザーの間で、
 「なんて素晴らしいロケーションなんだ」
 「勇気ありすぎ!」
 「建物を避けてこんな風に道路を作るなんて」
などと大いに盛り上がっている。

 欧米諸国と中国との権利意識の差について言及するユーザーも。
 「欧米ではあり得ない。こんなことをすれば警察にしょっぴかれる」
 「中国の人権保護は英国よりも良いようだ」 
 「自分の家から無理やり追い出されても文句ひとつ言えないわれわれに比べて、彼らは本当に幸せだ」
といった意見が聞かれた。

 一方、一部のユーザーは、 
 「彼らは自分の利益のためにその他大勢の人の利益を犠牲にしており、立ち退くべきだと思う」
との意見を述べ、公共の利益を損ねていると指摘している。




レコードチャイナ 配信日時:2012年11月25日 6時50分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=66776&type=0

立ち退き拒否の住人、理由は「800万で建てたのに、補償はたったの340万」―浙江省温嶺市


●22日、「最もハチャメチャな立ち退き拒否」と大々的に報じられた、浙江省温嶺市の道路の真ん中に建っている家屋の持ち主に、立ち退かない理由について聞いてみた。

 2012年11月22日、
 「最もハチャメチャな立ち退き拒否」
と大々的に報じられた家屋の持ち主に、立ち退かない理由について聞いてみた。
 23日付で華西都市報が伝えた。

 話題の家屋は中国浙江省温嶺市大渓鎮下洋張村にある。
 駅前通りの整備計画で立ち退きを拒否したことから、幅数十メートルの道路の真ん中に取り残されたように建っている5階建ての家だ。
 この家屋の持ち主、67歳の羅保根(ルオ・バオゲン)さんに詳しい状況を尋ねた。

 この家に現在住んでいるのは羅さんと奥さんの2人だけ。
 以前は息子と嫁、孫2人の6人で住んでいたという。
 2001年に60万元(約800万円)以上を払って建てた家だ。
 2年前に政府が提示した立ち退きの補償額はわずか26万元(約340万円)。
 立ち退いたとしても新しく家を建てるには到底足りない。
 貧しくて貯金もなく、羅さん夫婦は仕方なくここに住んでいる。
 建物の両側はすでに崩れかけているし、雨が降ったら雨漏りがする。泥棒も心配だ。

 同村の担当者も
 「羅さんの状況は把握している。
 故意に立ち退かないのではなく、補償が少なくて立ち退けないのだ」
と同情的だ。
 大溪鎮政府は22 日、羅さん世帯について、
 「政府職員による度重なる思想工作の結果、立ち退きの補償政策を受け入れることで基本的に合意している」
と発表した。
 しかし、当の羅さんは同日夜、
 「立ち退きに合意などしていないし、引っ越しもしない。
 新しく家を建てるには80万元(約1060万円)以上かかる。
 政府の提示額とは差がありすぎる」
と反論している。





レコードチャイナ 配信日時:2012年12月2日 12時35分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=67028&type=0

ネットで話題の“立ち退き拒否の家”、ついに政府が取り壊しへ―浙江省温嶺市


●30日、中国ネット界で話題になった浙江省温嶺市の「最もハチャメチャな立ち退き拒否の家」。その取り壊しが地元政府の手によってついに始まった。写真は話題の家が取り壊されるところ。

 2012年11月30日、中国・浙江省温嶺市大渓鎮下洋張村の「最もハチャメチャな立ち退き拒否の家」の取り壊しがついに始まった。
 12月1日付で東北新聞網が伝えた。

 道幅数十メートルはある道路の真ん中に、1軒だけポツンと建っている5階建ての家。
 ネット上に写真付きで紹介されたところ、「最もハチャメチャな立ち退き拒否の家」として中国国内で一躍有名になった。
 持ち主の羅保根(ルオ・バオゲン)さんは、
 「01年に60万元(約800万円)以上を払って建てた家だが、地元政府が提示する立ち退きの補償額がわずか26万元(約340万円)しかなく、引っ越したくても引っ越せない状況だ」
と説明していた。

 30日午後6時35分(現地時間)、羅保根さんは親戚と地元政府の職員との3者による話し合いの結果、立ち退き同意書にサインしたという。
 大渓鎮政府宣伝部はこれまで、
 「立ち退きを強行することは絶対にない」
と話していたが、30日の取材では
 「この事案について大渓鎮政府は答えることはできない。
 温嶺市政府に聞いてくれ」
と態度を一変。
 そこで温嶺市の対外宣伝部の蘇黎華(スー・リーホア)主任に電話をすると、
 「まだ話し合いはついていない。
 明日の朝になればはっきりする」
との返事。
 だが、この電話の向こうでは何かを壊している大きな音がしていた。

 羅保根さんは電話で
 「今忙しいんだ。
 ここには人が大勢いる。
 もうすぐ家も取り壊される。
 うるさくて何も聞こえない」
と話した。
 再び羅さんに電話をすると、今度は羅さんの親戚が電話に出て
 「取り壊しが始まった。
 親戚や友人たちが引っ越しの手伝いをしている」
と答える。
 「なぜ急に立ち退きに同意したのか?」
という質問に、この男性は
 「ここ2~3日、連日色んな人が来てわれわれに圧力をかけた。
 補償額には合意した。
 足りない分は親戚や友人に寄付してもらって家を建てるつもりだ」
と語った。

 現在、ネット上には
 「引っ越さないと命がないからだろ?」
 「個人の家すら守れないで、領土なんて守れるか!」
 「あと10年もすれば中国人は遊牧民族になってるぞ」
と怒りのコメントが殺到している。





レコードチャイナ 配信日時:2012年3月19日 14時41分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=59705

天国への階段…立ち退き拒否のお墓が孤立、まるで“別荘”―湖南省



 2012年3月16日、NOWnews(今日新聞網)によると、立ち退きを拒否する世帯は中国語で「釘子戸」というが、このほど中国湖南省で立ち退きを拒否したお墓が陸の孤島のような状態となり、
 「釘子墓」「山の別荘のような墓」
として話題となっている。

このお墓には湖南省益陽市羊舞嶺村の村人・曹さんの両親が眠っている。
 土木作業により周囲はすべて掘り起こされ、高さは2階建てビル程度となっており、墓参りするにはちょっとした山登りをしなければならない。

 工事が行われたのは2010年頃のことだったが、立ち退き先を見つけるお金もないため、このような状態になってしまったと、曹さんの家族は話す。
 その後、曹さん一家は墓参りがあまりに困難なため、実費でコンクリートを使って階段と手すりを設けた。

 現地自治体は、お墓が建っている場所は土地が非常に肥えているため土壌販売され、このような状態になってしまったとしている。
 このお墓の画像がネット上で公開されると、
 「まるで天国への階段のようだ」
 「山の別荘のような墓」
と話題になり、ほんの数日で2万件を超えるアクセス数があったという。



レコードチャイナ 配信日時:2012年10月13日 7時56分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=65451

不動産開発による強制立ち退き、社会不満拡大の最大要因に―中国



 2012年10月11日、国際人権団体アムネスティ・インターナショナルは、中国では地方政府が不動産開発を理由に暴力的な住民強制立ち退きを進めており、社会不満拡大の最大要因になっていると批判した。
 英BBC中国語サイトが伝えた。

 アムネスティは、
 巨額の債務を抱える地方政府と不動産開発業者が住民を強制的に立ち退かせて用地を接収・売却し、(中央政府が指示する)経済目標の達成、債務削減にあてている
と批判した。

 さらに、強制立ち退きに対する抗議で住民が焼身自殺を図った事件が09~11年に41件起き、前の10年の4倍に急増したと説明。
 うち9件で死者が出るなど事態は深刻化していると非難した。

 また、立ち退きに際しては水道や電気を一方的に止めたり、住民を殴るなどの暴力行為が後を絶たず、一部では誘拐や暗殺なども起きていると指摘。
 中国政府に対し、国際ルールに則った関連新法を制定し、強制立ち退きの中止と住民への補償を進めるよう求めた。



レコードチャイナ 配信日時:2012年5月19日 18時12分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=61391

中国社会の不安定を招く土地強制収容問題、解決は程遠い―香港紙

 2012年5月16日、香港の英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、土地の強制収容に関する集団暴力事件が多発するなど、中国では土地の問題が社会の不安定を招く大きな要素となっている。
 17日付で環球時報が伝えた。

 土地使用権の譲渡は中国経済発展の重要な推進力の1つだが、政府高官の腐敗の温床でもある。
 また、地方政府は財政収入を土地使用権の売却に依存し、不動産開発業者は金もうけのチャンスを狙っているため、土地使用権所有者の権利は深刻な危険にさらされている。

 土地をめぐる事件は全国各地で多発している。
 広東省烏坎村では昨年9月から12月にかけて、村民が村幹部の土地に関連する腐敗に怒り、激しい抗議行動を展開し、大きな注目を集めた。
 また、雲南省巧家県では今月、土地の強制収容に関連するとみられる爆破事件が発生し、村民4人が死亡、16人が負傷している。

 一方、中央政府はここ最近、強制立ち退きの停止と適切な補償を保証すべきとの内容の複数の規定を公布してきた。
 また、温家宝(ウエン・ジアバオ)首相は土地管理法の改正を急ぐよう発言している。

 中国の土地問題は社会の不安定を引き起こす大きな要素の1つであり、多くの集団事件発生の原因が土地と関係している。
 こうした問題の解決方法は、地方政府の土地使用権売却による収入への依存度を低下させ、農民に土地の所有権を与えることだ。
 これを実施する前には、中央政府が土地問題の解決に当たる際に、利益集団との壮絶な闘いに直面するだろう。




【国家の品格=ゼロ】


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2012年11月21日水曜日

チベットの人権活動家に「国際報道自由賞」 =記録映画発表で中国に拘束

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●19日、米ニューヨークのジャーナリスト保護委員会は、今年の「国際報道自由賞」をチベットの人権活動家、ドゥンドゥップ・ワンチェン氏ら4人に授与すると発表した。写真はチベットの人々。


レコードチャイナ 配信日時:2012年11月20日 21時12分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=66661&type=0

チベットの人権活動家に「国際報道自由賞」
=記録映画発表で中国に拘束―仏メディア

 2012年11月20日、ラジオ・フランス・インターナショナル(RFI)中国語版サイトによると、米ニューヨークのジャーナリスト保護委員会は19日、今年の「国際報道自由賞」をチベットの人権活動家、ドゥンドゥップ・ワンチェン氏ら4人に授与すると発表した。
 同委員会は
 「報道の自由を守る4人の勇気と姿勢が人々を励ました」
と理由を説明した。

 ワンチェン氏は北京五輪についてチベット人100人以上にインタビューし、ドキュメンタリー映画「ジクデル(恐怖を乗り越えて)」として発表したところ、中国当局に問題視され間もなく行方不明となった。
 翌09年7月、国家転覆罪で懲役6年の刑を受け、青海省西寧市の刑務所に収容されていることが判明。
 「ジクデル(恐怖を乗り越えて)」が在外チベット人の大きな反響を呼び、ワンチェン氏が刑務所内で拷問や暴力を受けているとみられることから、釈放を求める声が高まっている。

 受賞者はワンチェン氏のほか、ブラジル、キルギスタン、リベリアのジャーナリスト。
 同委員会は
 「暴力や脅迫、監禁など大きな代償を払っても真実を追い続ける姿勢は、われわれすべての人々にとって大きな励ましとなった」
としている。




【国家の品格=ゼロ】


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2012年11月19日月曜日

世界最大の工業ロボット市場に:人海戦術国家、いまいずこ

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レコードチャイナ 配信日時:2012年11月19日 7時31分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=66553&type=0

ロボットの導入が激増、14年には世界最大の工業ロボット市場に―中国

 2012年11月14日、インド紙ヒンドゥーによると、人口構造の変化や労働コストの上昇により、中国でロボットの導入が急速に進んでいる。
 中国が導入する工業ロボットは14年には3万2000組に達し、世界最大の工業ロボット市場になるとみられている。15日付で環球時報(電子版)が伝えた。

 中国企業が工業ロボットの導入を進めることには様々な理由がある。
 ロボットはエネルギー効率を高めるられるだけでなく、人間ができない複雑な作業や危険な作業もできる。
 しかし、最大の理由は生産年齢人口が減少しつつある中国の人口構造の変化と労働コスト上昇の問題を緩和できることにある。

 中国では昨年、工員1万人に対して21組の工業ロボットが導入されていたが、世界のロボット導入の状況を見ると決して多い方ではない。
 日本では工員1万人に対して55組、
 ドイツでは同251組
が導入されている。

 しかし、この状況に大きな変化が生じている。
 iPhoneの製造などで知られ、中国で大規模な工場を展開している台湾系EMS工場の富士康(フォックスコン)は、3年以内に工員100万人につき1万組の工業ロボットの導入を決定した。

 工業ロボット以外の分野でもロボットの導入が進んでいる。
 今年3月、あるレストランが調理ロボットを導入して話題になった。
 経営者の崔潤官(ツイ・ルングワン)氏は
 「人材市場のニーズの多様化によって、若者はこうした汚くて疲れる仕事を敬遠するようになった。
 今後も科学技術の発展に伴って、様々なケースでロボットが人間の代わりをするようになるだろう」
と話している。




【国家の品格=ゼロ】


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2012年11月17日土曜日

社会不安が暴力化する:中国の人口、男女比率に大きなゆがみ

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● ロイター



レコードチャイナ 配信日時:2012年11月17日 11時3分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=66519&type=0

中国の人口、男女比率に大きなゆがみ
=独身男性の急増が社会問題を引き起こす―米メディア

 2012年11月14日、米CNN(電子版)は中国の人口の男女比率の大きな偏りが犯罪の増加や所得格差の拡大など様々な問題に影響する可能性があると指摘した。
 15日付で環球時報が伝えた。

 出産に関して、中国、特に漢民族は歴史的に男の子を重視する傾向が強かった上に、一人っ子政策によって男の子重視の傾向に拍車が掛かった。
 さらに、医療技術の発展によって胎児の性別を簡単に判別できるようになり、女児の場合には人工的に流産させるケースが増加した。
 その結果、2020年には結婚適齢期の人口のうち、男性が女性よりも3000万人も多くなるとみられている。

 独身男性の増加によって、様々な問題が発生することが予想される。
 経済学者レナ・エドルンド氏は
 「性別比の差が1ポイント増加するごとに、暴力や犯罪が6ポイント増加する」
と指摘した。
 男女比率のゆがみが著しい中国の一部地域では、賭博やアルコール中毒、麻薬中毒、誘拐、婦女売買などが増加しているという。

 また、独身者の増加は所得分配の不平等さを加速させる可能性もある。
 所得格差を示すジニ係数の中国の値は、25年前には0.3以下だったが、現在は0.5近くまで上昇している(訳者注:ジニ係数が0.4を超えると社会不安が起こる可能性が高くなるとされている)。

 中国は今後、史上最多の独身集団に直面することになるため、これを何とかして解決しなければならない。


 一人一票という選挙制度を持たない中国では共産党の党族政治によってすべてが行われている。
 これが、汚職や社会格差という社会悪・社会不安を発生させているわけである。
 民衆にとってこの政治システムに対抗できる唯一のものが街頭政治、つまりデモ政治である。
 特に日中紛争を契機にインターネット技術の普及と相まってこれが大規模化した。
 既成の政治システムにたった一つのの民衆改革手段がデモである。
 そして、若者男女のバランス崩れると、この唯一の表現手段が暴力化する。
 これからのデモは中国にとって一筋縄ではいかなくなってくる。
 政体への影響も出てくる。
 少々怖ろしい。



CNNニュース 2012.12.09 Sun posted at 17:32 JST
http://www.cnn.co.jp/world/35025055.html?tag=top;editorSelect

中国にあふれる「結婚できない男たち」 社会不安の原因にも

 シドニー(CNN) 19世紀の半ば、黄河における2度の大洪水とそれに続く飢饉(ききん)は中国東北部に荒廃をもたらし、
 「捻軍」と呼ばれた無法集団には膨大な数の若い男たちが集まった。
 その後に起きた「捻軍蜂起」も、それよりも大規模な「太平天国の乱」も結局は鎮圧されたが、清には大打撃となり、その終焉(しゅうえん)の一因ともなった。

 政治学者のバレリー・ハドソン氏とアンドリア・デン・ボーア氏によると、飢饉(ききん)の中で女児の間引きが広がった結果、若い男性の4人に1人は結婚出来ない状況に追いやられ、
 中国語で果実を残せない樹木を意味する「光棍」となった。
 両氏の研究によれば、捻軍蜂起の原動力となったのは、過剰で希望も持てない若い男たちだ。

 捻軍蜂起の物語は、今後何十年かの間に中国が直面する最大の問題のひとつ
 すなわち、若い男性の大幅な過剰を予言しているといえそうだ。

 男子を好むという長い歴史(特に、多数派の漢民族で顕著だ)のために女児の中絶が行われているほか、女の子どもを育てることに熱心でない地域もある。
 近年では、妊娠初期・中期において性別判定が可能な安価な超音波検査が普及し、中国政府の一人っ子政策の下で無料の人工妊娠中絶手術も簡単に受けられるため、女児の中絶が広く行われている。

 その結果、中国では2020年までに、成人して結婚適齢期を迎える男性は、女性より3000万人も多くなる。
 この偏りの規模は、捻軍蜂起の時代のそれよりもずっと大きく、そのため、より危険なことにもなりかねない。

 何百万年の進化のなかで、多くの女性とさらに多くの男性が子孫を残すことができなかった。
 しかし、今日生きている全ての人の男の祖先は、仲間内での地位や敬意を得るために最も激しく争い、子孫を残す機会を勝ち取った男たちである。

 そのため、若い男性は社会環境に対して非常に敏感であり、
 配偶者を見つけられない男性の数が増加するほど、社会はより闘争的になる。
 そして、若い男性のなかで、無軌道な行動、暴力や犯罪が増加することになる。

 歴史を見ても、過剰な若い男性は暴力の到来を意味していた。
 「西部の荒くれ者」という言葉が表す開拓時代の米国の無法地帯は男であふれかえる一方で適齢期の女性は希少だった。
 中世の十字軍遠征から植民地支配に至る欧州の膨張政策も、男性の過剰に起因するものだったと考える専門家もいる。

 中国では、ギャンブルやアルコール・薬物の乱用、誘拐や女性の人身売買などが急増しており、男性の比率が高い地域ほど問題も多く、多数の「光棍」たちによる弊害が既に表れている。

 男性の過剰以外にも、配偶者を見つけられない男性の数に影響する要素には経済格差も含まれ、地域別の殺人発生率の差を経済格差で説明できるとの研究もある。

 そして中国では、所得格差を表すジニ係数」(0~1で示され、1に近づくほど格差が拡大する)が、25年前の0.3未満から今日では0.5近くにまで上昇しているおり、問題をより深刻化させそうだ。

 韓国を見習い胎児の性別に基づいた偏った人工妊娠中絶をなくすことが中国にとって喫緊の課題だ。
 同時に、今後20年間に成人に達する膨大な数の「光棍」が引き起こす問題に対する創造的で大規模な対策も必要である。

 この何百万人もの不満を抱えた若い男性は、彼ら自身の生活が危険に満ちているだけでなく、周辺にも危険を及ぼす。
 政治学者のハドソン氏とデン・ボーア氏が以前から主張しているように、
 そういった若い男性らは、政治的な扇動や場合によってはテロリズムの格好の温床になりかねないのだ。



本記事の筆者であるロブ・ブルックス氏は、オーストラリア・シドニーのニューサウスウェールズ大学の教授(進化学)および進化・生態学研究所ディレクターとして、人類および他の動物の性的行動の進化を研究しています。




レコードチャイナ 配信日時:2013年2月27日 16時35分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=69796&type=0

結婚志望の中国独身男性、GDPに大貢献=金額にして毎年120兆円―米誌


●25日、米国コロンビア大学の魏尚国教授によると、中国の独身男性は独り身の寂しさを抱えつつ、国内総生産(GDP)の成長率に対して2%の貢献度を誇るという。写真は24日、湖北省武漢市で行われたお見合いイベント。
      
 2013年2月25日、米国コロンビア大学の魏尚国(ウェイ・シャングゥオ)教授によると、中国の独身男性は独り身の寂しさを抱えつつ、国内総生産(GDP)の成長率に対して2%の貢献度を誇るという。
 北京晨報が米国誌・フォーチュンの報道として伝えた。

 魏教授の説明によると、こうした見方を打ち出したのは、中国には深刻な男女比のアンバランスという問題があるからだ。
 独身男性が結婚したいと思ったら、妻となる人の母親に気に入られなければならない。
 そこで車と家が結婚に先立つ必需品となり、男性には一層がんばって働き、金を稼いで家族を養うことが求められるようになる。

 魏教授の試算によると、過去10年間に中国経済は毎年平均10%の成長を遂げ、独身男性の貢献度は2%、金額にして8兆元(約119兆円)に上った。

 この一見荒唐無稽な説の背後には揺るぎない事実があるといえる。
 「独身経済」とは、言い方を変えれば「結婚のための住宅の経済」であり「妻の母に気に入られるための経済」とすることができる。

 かつて一人前の男性には「家を整え、国を治め、世の中を平和にする」ために働くことが求められていた。
 今ではほとんどの人が
 「家が整い、国が治まり、世の中が平和」
であれば十分と考えている。
 だが問題は、中国の男女比は115対100に達しており、配偶者探しは男性にとって至難の業だというところにある。
 中国社会の伝統的な考え方では、男性は立派な仕事をするべきであり、特に年配の人々にとっては、家を買ったり車を買ったりするのは「男の甲斐性」であって、「家を買ってから結婚する」のは当たり前のこととされている。

 不動産価格が高いことについて、一部の学者は原因を地価の高さ、不動産市場のバブル、投機的な住宅購入の氾濫などに求めるが、実はこれらは問題ではない。
 男性が多く、女性が少ないので、独身男性は家を買わなければ結婚できず、こうした「確実な需要」が不動産市場の動きに大きな影響を与えている。

 独身男性の出費の中で、不動産価格は確かに大きな部分を占めるが、日常の細々した費用も軽視できない。
 恋愛にもコストがかかり、支払えない人は大勢いる。
 最近、ある結婚情報サイトの共同計画出産委員会が発表した「2012-2013年中国男女結婚恋愛観調査研究報告」によると、女性回答者の4割以上が理想のボーイフレンドは月収5000元(約7万4000円)以上の人と答え、4000元(約6万円)以上とした人は18%、3000元(約4万 4000円)以上とした人は10%に上り、1万元(約15万円)以上とした人も10%を超えた。
 月収が2000元(約3万円)に満たなければ対象外になるという。

 理想の収入と実際の消費には差があるが、理想の中には現在の人々の一般的な考え方が反映されていることは確かだ。
 それは、恋愛とはしっかりした経済的基盤の上に成り立つべきという考え方だ。確かに恋人同士にとって消費は重要な部分を占める。
 町を歩いてショッピングをするのも消費、食事をするのも消費、映画を観るのも消費で、女性の親族との付き合いには出し惜しみをしてはならない。
 遠距離恋愛なら、重要なイベントデーにはお互いのいる場所を行き来するのに相当の出費を覚悟しなければならない。
 いよいよ結婚となれば、双方の両親がまとまった援助をすることが多く、これでやっとつじつまが合うという状態だ……。
 そのため、結婚志望の独身男性のGDPへの貢献度は、本当のところは2%以上になるとも考えられる。
(提供/人民網日本語版・翻訳/KS・編集 /内山)





【国家の品格=ゼロ】


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