2013年2月28日木曜日

「5万人の隣人が住む高級マンション・Brilliant City(中遠両湾城)」

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●25日、独紙に掲載された「5万人の隣人が住む高級マンション・Brilliant City(中遠両湾城)」と題した記事によると、この広大なマンション群は上海最大の超高級マンション群で、大勢の人が住居エリアで生活しているが、お互いの顔も名前も知らないという。


レコードチャイナ 配信日時:2013年2月27日 20時27分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=69807&type=0

中国、華やかになった都市で失われた人情―独紙

 2013年2月25日、独紙ディ・ヴェルトに掲載された
 「5万人の隣人が住む高級マンション・Brilliant City(中遠両湾城)」
と題した記事によると、この広大なマンション群は上海最大の超高級マンション群で、大勢の人が住居エリアで生活しているが、お互いの顔も名前も知らないという。
 このような「都市の中の都市」は極めて贅沢な居住施設であり、中国の将来の住宅モデルでもある。環球時報が伝えた。

 住居エリアは一見したところすべてが
 「モデル都市」のようだ。あちこちに川が流れ、橋が架けられ、地下鉄駅まである。天まで届きそうな高層ビルが、全く同じ姿かたちで立ち並んでいる。
 数年前からここに住んでいる鄭さん(50)は、今日もまた道に迷ったという。
 あらゆるビルの外観が寸分の違いもないほど同じだからだ。
 ビルは全く同じ設計で、違いは皆無。道に迷うのは住民だけではない。
 タクシーの運転手さえもが、「高層ビル」の谷間で道に迷う始末だ。

 この超高層マンションの住民は5万人、うち約5%は外国人という。
 ここには、学校、幼稚園、スーパー、スターバックス、フィットネスセンターなどありとあらゆる施設が揃っている。
 この「都市の中の都市」は、中国における現代都市生活のモデルとなっている。
 中国各地ではこのような大型住居エリアの建設プロジェクトが10件以上進められている。
 昔は誰もが小さな家に住んでいたが、今では現代的なマンションで生活している中国人がますます増えている。

 しかし、このような「華麗な都市」にはデメリットもある。
 隣人の名前さえ知らず、憂鬱や孤独から病気になる人もいる。
 マンション1戸の購入価格は 400万~500万元(約6000万~7500万円)する。
 鄭さんは2008年にマンションを購入したが、現在では当時に比べ価格はかなり高騰した。
 英語の教師をしているマッケンジーさん(30)は2012年秋に住み始めた。
 「西洋人の目から見れば、ここはあまり良い住まいとは言えない。
 だが、中国人にとっては非常に贅沢な住まいだ」
と指摘した。
 最近、金魚を飼うようになった彼は「もう独りぼっちではない」。
 隣人とはほぼ誰とも付き合いがないという。

 上海には依然、昔ながらの家が多い。
 低層で、下水道設備が整っていない住居も多い。
 しかし、近所には市場があり、住民は新鮮な野菜や活きた魚・鶏を買い求めることができる。
 また、隣人との付き合いも活発だ。
 それでも、現代的なマンションにあこがれる人は多い。
 上海の某シンクタンクの専門家は、
 「中国では、増加の一途をたどる都市人口に対応するため、今後20年以内にこのような高層マンション群が80以上建設されるだろう。
 中国には毎日のように『Brilliant City』が誕生している」
と指摘した。
(提供/人民網日本語版・翻訳/KM・編集/TF)






【国家の品格=ゼロ】


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2013年2月26日火曜日

チベットの食堂に入ると「中国人か?」と聞かれることがある

 




ロケットニュース24 33分前
http://rocketnews24.com/2013/02/26/297958/

チベットの食堂に入ると「中国人か?」と聞かれることがある
 / 日本人だと言うと歓迎される

 チベットの首都・ラサ。日本の富士山と同じくらいの標高に街があり、人々が生活している。
 住民の大半がチベット族だが、少ないながら中国人たちも住んでいる。
 ラサへは中国やネパールから飛行機が飛んでおり、観光地としても有名だ。
 
●・あなたは中国人ですか?

 ラサは日本人もよく訪れる地で、街を歩いているとポツポツと日本人らしき観光客を見かける。
 そんな日本人観光客が大衆食堂に行くと、メニューを渡すと同時に聞かれることがある。
 「あなたは中国人ですか?」や
 「あなたはどこの国の人ですか?」
と聞かれるのだ。
 その返答によって対応が変わる。
 
●・店員はニッコリ

 筆者(私)は2回ラサを訪れたことがある。
 食堂でその質問をされ、日本人なので正直に「日本人です」と言った。
 すると店員はニッコリとし、オススメの料理や飲み物を教えてくれた。
 言われた通り、バター茶と煮物をいただいた。
 バター茶は正直苦手だったが、ご当地料理を食さないわけにはいかない。
 
●・気分の問題だから対応は変わらないが嫌だ

 ではここで「中国人です」と言えばどうなるのか? 
 店員に聞いてみたところ
 A食堂では「気分の問題だから対応は変わらないが嫌だ」、
 B食堂では「彼らに出すものはないので出てってもらう」、
 C食堂では「料理の量を少なくする」
と話していた。
 いちばん多かったのは「対応は変わらないが嫌だ」だった。
 
●・日本人と中国人は顔が違う

 チベット族によると、最近の中国人はその質問をされても「日本人です」や「韓国人です」と返答することがあるらしい。
 ではどうして中国人だとバレたのか? 
 チベット族からすると、中国人と日本人の顔は、よく見れば違いがわかるそうだ。

 以前チベット族の店員を取材したときは
 「国を聞かないと中国人か日本人かわからない(笑)」
と言っていたが、最近は日本人と中国人の骨格の違いがわかってきたようだ。
 日本人の観光客がよく訪れるようになったからだろうか? 
 まあ、会話している声を聞けば国はすぐにわかるかもしれない。
 
●・複雑な状況のチベット族の立場

 筆者は中国人に対してどうこう思っていないが、複雑な状況のチベット族の立場からすると
 「ムカつく存在」だったり、
 「やっつけたい存在」だったり、それ以上に
 「消えてほしい存在」だったりするわけで、
チベット族の気持ちは分からなくもない。
 
●・石を投げる行為

 ちなみに、日本人だとしても遠くからチベット族に石を投げられることがある
 これは中国人と勘違いされているからであり、石を投げる行為は許されないが、決して日本人が嫌われているからではない。
 それと高山病は覚悟しておこう。
 
Report: Kuzo.
https://twitter.com/japaneasy1


チベットの首都・ラサの風景 / The capital of Tibet






【国家の品格=ゼロ】


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2013年2月24日日曜日

急募! マルクス主義のパンダ飼育係



●飼育スキルは二の次? 
パンダの世話ができるかどうかはあまり重要ではないらしい China Daily-Reuters



ニュースウイーク 2013年02月21日(木)15時31分
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2013/02/post-2852.php

急募! マルクス主義のパンダ飼育係

 中国の動物園でパンダの飼育係になりたい? 
 だったらマルクス主義思想を復習し直さないといけない。
 少なくとも広東省の広州動物園で働きたいのなら、マルクス主義に詳しくないと雇ってもらえないようだ。

 広州動物園の採用では、面接のほかに筆記試験も課される。
 試験では
 「中国の文化・歴史、動物園に関する知識、そしてマルクス主義の原理と哲学」
について問われるらしい。

 応募資格は大卒であることが必須で、男性なら35歳未満、女性なら30歳未満が条件とされている。
 「中国的飼育スタイル」では、トラの世話やワニのエサやりがうまくできるというだけでは条件を満たさないようだ。

 広州の日刊紙「羊城晩報」がこの風変わりな募集要項を報じると、ネット上であっという間に広がり笑いのネタにされた。 
この動物園の監督機関である広州市林業局は、マルクス主義を採用の必須条件としたのは自分たちの決定ではないと弁明している。

From GlobalPost.com特約





【国家の品格=ゼロ】


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大気汚染で炭火調理の屋台を禁止に? 「ばかげている!」と国民猛反発




●21日、中国環境保護部は大気汚染防止のために、都市部で炭火を使った屋台を禁止する方針だ。国民は「取り締まるのは屋台の煙ではないはず」と猛反発している。写真は中国で代表的な羊肉の串焼き。



レコードチャイナ 配信日時:2013年2月23日 21時22分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=69704&type=0

濃霧が去った今、われわれは何をするべきか?―中国メディア

 2013年2月22日、年初より北京・天津および周辺地域の人々は「深い霧の中」での生活を余儀なくされた。
 周囲の環境が「人間の住む世界」に戻ったのはつい最近のことだ。
 濃霧は徐々に去ったが、各界に残された課題はなくなってはいない。
 濃霧が去った今、われわれは何をするべきだろうか?
 科技日報が伝えた。

 このほど、新たな情報が発表された。PM2.5やPM10の主な発生源は自動車の排気ガス、工場から排出される汚染物質、そして春節中の花火・爆竹などであり、これらは大気中の粒子状物質濃度を上昇させ、濃霧の原因になるという。

 春節(旧正月、今年は2月10日)の花火・爆竹を例に取ると、旧暦の大晦日(2月9日)の1日だけを見てもPM2.5濃度が一度は1593マイクログラム/立方メートルに達した。
 筆者もその日の晩は窓を全部閉め切っても煙くさかったのを覚えている。
 ある専門家は、
 「爆竹から放出される二酸化硫黄などの有害粒子は呼吸器系の粘膜に刺激を与えるだけでなく、金属粒子とともに肺に蓄積され、呼吸器系疾患を招きやすい」
と指摘する。
 実験データによると、室外で花火・爆竹を使用した場合と、室内でタバコを1本吸った場合のPM2.5の濃度を比較した場合、前者の濃度は後者の1.5倍に達した。
 しかし、「花火・爆竹シーズン」は春節の一時期に限られるため、濃霧をもたらす原因のごく一部でしかない。

 濃霧は風や雪に伴い消えたが、
①.粗放的な社会経済成長と
②.環境保護を無視したライフスタイル
はこれ以上続けられないという警告が発されたのは確かだ。

 大気の質を根本的に改善するためには、立ち遅れた生産方式・エネルギー方式を淘汰し、公共交通・建設などの運営モデルを改善しなければならない。
 細かい点から出発し、
①.循環型・低炭素の地球に優しい発展に力を入れ、
②.資源節約と環境保護の2つを兼ねそろえた生産モデル・ライフスタイルを形成
しなければならない。
 排気ガスを減らし、合理的な工業構造を計画し、排出削減技術を向上させなければならない。
 各地域の管理を強め、予防と抑制を組み合わせ、環境悪化の情勢を発生源から逆転させなければならない。
 また、これらを実行する一方で、法律策定も着実に推進し、企業・国民に対する管理も行う必要がある。
 この 2方面を同時に実施することで初めて長期的な角度から大気汚染問題を解決することができる。

 深刻な濃霧は人々の視線を遮ったが、人々の意識を呼び覚ました。
 空の色を決めるのはわれわれの選択と行為なのだ。
 濃霧に別れを告げ、青い空を取り戻すためには、共に行動を起こさなければならない。

(提供/人民網日本語版・翻訳/SN・編集/TF)



レコードチャイナ 配信日時:2013年2月23日 19時37分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=69702&type=0

大気汚染で炭火調理の屋台を禁止に?
「ばかげている!」と国民猛反発―中国

 2013年2月21日、英BBC中国語サイトは
 「中国の大気汚染対策で屋台の炭火調理を厳禁、ネットユーザーの嘲笑招く」
と題した記事を掲載した。

 中国環境保護局が発表した「環境大気微粒子汚染防止技術政策(草案)」は、中国で初めて超微粒子PM2.5の防止に言及。
 科学的、系統的な権威ある治療法となっている。
 草案では、エネルギー利用を最重点項目とみなし、都市建設において重要な役割を果たす役目に。
 同時に、都市部の屋台での炭火使用を厳しく禁止。
 これにより、「低油煙、低汚染、低エネルギー」を実行に移す計画だ。

 この報道に対し、ネット上には国民の批判が殺到。
 「頭おかしいんじゃないの?
 路上にあふれる自動車の排気ガスを規制しないで、屋台の煮炊きを取り締まるなんて!」
 「汚染物質の中で、串焼き肉の煙がどれくらい占めてるんだよ?」
 「全国民が屋台で串焼きを食べなくなっても、大気汚染は必ず発生するから」
 「そのうちオナラも禁止されるぞ」
 「屋台の串焼きは昔からあるけど、PM2.5なんて昔はなかったよ」
 「また外国に笑われる」
と、当局のやり方をあざ笑う内容が圧倒的に多かった。




●JNNニュース(1)


●ANNニュース


●JNNニュース(2)




【国家の品格=ゼロ】


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電車で子供に席を譲らない日本人、子供が可愛くないのか?



●21日、電車やバスで子供に席を譲らない日本人を中国人は不思議に思う。なぜなら中国では大人が子供に席を譲るのが当然のことになっているからだ。写真は西安の地下鉄。


レコードチャイナ 配信日時:2013年2月24日 0時23分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=69673&type=0

<中国人が見た日本>
電車で子供に席を譲らない日本人、子供が可愛くないのか?

 2013年2月21日、中文導報は
 「子供に席を譲らない日本人」
と題したコラム記事を掲載した。以下はその内容。

 数日前、孫の査証手続を行う高齢の中国人女性に付き添って東京入国管理局に行った。
 電車を乗り継ぎ、ようやく入国管理局に到着。
 手続きに丸1日かかったため、彼女の孫は疲れてぐったりしていた。
 帰りの電車では子供に座らせたいと思ったが、あいにく車内は満員。
 座席はサラリーマンで占められていた。
 すると子供は駄々をこねだし、しまいには大泣き。
 彼女は何とかして孫を座らせようと周囲を何度も見回し、「もうすぐ降りるはず」と思える乗客を推理して車内を移動し、孫を座らせることができてホッとしていた。

 その時、私は駅のホームに彼女の孫と同じくらいの年齢の男の子を連れた日本人女性が立っているのに気づいた。
 その子供は背中に大きなリュックを背負い、疲れた表情で母親に手を引かれている。
 母子は同じ車内に乗り込んできたが、男の子の目は半分閉じていて、いかにも眠たそうな表情。
 「きっとすごく疲れているんだろうな」と私は思ったのだが、男の子は「座りたい」と駄々をこねたりせず大人しく立っていて、母親も子供のために空席を探そうとはしなかった。

 こうした光景は日本では当たり前のこと。
 お年寄りに席を譲るケースが少ないのは、日本人の高齢者が精神的にも肉体的にも若くて元気なので、席を譲るとかえって失礼にあたる場合があるからだ。
 しかし、子供に席を譲らないのは子供をかわいがっていないからだろうか?
 この疑問を日本人にぶつけてみた。
 すると
 「子供はもともと元気いっぱいなのだから、立って当然。
 疲れていても我慢することを覚えさせなきゃ。
 子供がどんなに泣きわめいて自分の要求を押し通そうとしても、ダメなものはダメだと教えないと甘やかすことになる」
という答えだった。
 おそらく、多くの日本人がこのように考えているのだろう。

 日本人は子供を甘やかさない。
 ディズニーランドのトイレで長い行列ができていても、子供は大人と一緒に列に並ぶ。
 「子供がおしっこしたいんです」と言って列の先頭に割り込もうとする親など見たことがない。
 しかし、中国では逆だ。地下鉄やバスでは大人が子供に席を譲り、子供は当然のごとくそれを受け入れる。
 トイレだって、子供が優先だ。
 大人たちはみな共通の認識を持っている。
 「大人は苦労しても、子供には苦労させない。
 大人は我慢できても、子供は我慢できない」。

 子供に対する接し方は日中両国で大きく異なっている。
 この違いは子供たちが将来、大人になった時に大きな影響を与えるだろう。
 日本人が秩序を守る精神は子供の頃からの教育と社会全体の風潮によって培われたものだ。
 中国の子供に対する大人の愛情表現は一見すると心温まるものだが
 同時に
 子供の自己中心的な性格を助長し、何事も我慢できない人間に育てる危険性をはらんでいる
のではないだろうか?





【国家の品格=ゼロ】


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2013年2月23日土曜日

わが中国のロケット技術は日本に劣るか? 



●神舟9号



サーチナニュース 2013/02/22(金) 15:31
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0222&f=national_0222_030.shtml

【中国BBS】わがロケット技術は日本に劣るか? 中国人が議論

  中国の掲示板サイト虎撲の掲示板に「中国のロケット技術は日本に劣るのか? 」というスレッドが立てられた。スレ主の質問に対して中国人ネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

**********

  スレ主は、これまでずっと中国のロケット技術のほうが日本より優れていると思っていたようだが、良く調べてみると、中国のロケットは第2世代のままだが、日本はすでに第4世代であることが分かったという。
 そして日本のLE-7Aエンジンは欧米よりも進んでいるが、同時に失敗回数も多く、いったい日中のロケット技術はどちらが上なのだろうか、と質問した。

  スレ主の質問に対してさまざまなコメントが寄せられたが、大半は日本の技術のほうが優れているという意見だった。

●・「日本の工業レベルは中国のずっと上で底も厚い。中国は豊かになったばかりで何をするにもお金がかかる」
●・「技術だけを見れば日本のほうが進んでいる」
●・「実用性では中国のほうが上だが、技術は日本のほうが上」

  さらに具体的な理由を挙げるユーザーもおり、
●.「中国最大の積載量を誇る長征3号乙でさえ、H2Aロケットと比べたら数トンも少ない。
 打ち上げ成功数もH2Aのほうが多い。
 しかも日本には積載量が長征3号乙の1.5倍あるH2Bがあり、2回とも打ち上げに成功している。明らかに日本は中国のずっと先を行っている」
という意見があった。

  しかし、中国の技術のほうが上だという意見もあり「コストパフォーマンスは大事だ。世界の衛星発射業務はおもにロシアと中国が担っている。コストパフォーマンスが高いからだ」という意見や、「小日本のロケット発射数はインドと同じレベルなのに、中国より進んでいるとは言えない」という主張もあった。

  中国は宇宙開発に力を入れており、すでに有人宇宙飛行を成功させ、宇宙ステーションの建設も進行中だ。
 1998年に北朝鮮がロケットを発射したことを受け、日本は専守防衛とされるミサイル防衛と偵察衛星の範囲で宇宙開発を軍事利用できるようになったが、日本の宇宙開発の特徴は、基本的に「軍事」と切り離されている点だ。
 日本の各ロケットも平和利用が目的であり、打ち上げられる衛星も科学または商用が目的だ。

  社団法人日本航空宇宙工業会によれば、日本は1966年から2013年1月末時点までに、計92機の人工衛星打ち上げ用ロケットを打ち上げ、うち80機が成功するなど、ロケット打ち上げの成功率は86.95%に達している。

  一方、中国の衛星打上げロケット「長征」の成功率は94.83%に達し、成功率の面から見た場合は中国のロケットに軍配が上がる。





【国家の品格=ゼロ】


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2013年2月22日金曜日

「貧乏人を笑うが、売春婦を笑わない」:中国のお金持ちが欲しいものとは?、愛人!





●20日のアラブ首長国連邦の英字日刊紙「ナショナル」電子版に掲載された「愛人は中国エリートの必需品」と題した記事によると、中国では富裕層や有力者が愛人を囲うことは一般的で珍しくなく、その現象はどんどん広まっているという。写真はミス中国の審査風景。


レコードチャイナ 配信日時:2013年2月22日 7時1分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=69652&type=0

中国のお金持ちが今一番、喉から手が出るほど欲しいものとは?―海外メディア

 2012年2月20日、アラブ首長国連邦の英字日刊紙「ナショナル」電子版の記事によると、宝石商である黄(ホアン)さん(37歳)が今一番欲しいもの、
 それはお金持ちなら誰もが持っているという「愛人」である。
 出会い系サイトに募集の書き込みをした黄さんが愛人に求める条件は「身長160―170センチ、綺麗でセクシーで賢いこと」、報酬は「毎月10万元(約149万円)と車1台」だ。
 このサイトでは、1日あたり数百人近くの女性の応募があるという。
 21日付で環球時報(電子版)が伝えた。

 過去30年間、中国では社会と経済政策の緩和に伴い、富裕層や権力のある男たちの多くが昔の悪習を再び持ち出し、愛人を囲い、それによって自身の権力と財力を誇示している。
 中国社会科学院の専門家は
 「ある程度地位のある男性が愛人を囲うことは既に、一般的な現象となっており、もはや珍しいことではない。
 皇帝が側室を持っていたように、彼らはそれを一つの伝統として捉えている」
と説明する。

 社会学の専門家は
 「中国が豊かになったことは、愛人を囲うことが広まった要因の一つである。
 清朝が最も繁栄していた時代にも、一部の有力者が愛人を囲っていた歴史がある。
 しかし、このような現象は男尊女卑が加速し、男性と女性が不平等な扱いを受けるなかで、男性の社会的地位ばかりが高くなっていった結果でもある」
との見方を示した。
 前出の社会科学院の専門家は
 「依然男権社会が続く中国では、人より上に行く唯一の方法は、権力のある男性を見つけることであると考える女性がまだ多くいる」
と指摘する。

 また、愛人になることで、社会的地位を手に入れている女性もいる。
 例えば、難民としてベトナムから中国にやって来た李薇(リー・ウェイ)さんは、高官たちの間では「みんなの愛人」として人気を集めている。
 関係を持った多くの官僚が汚職で捕まったものの、彼女は何度も無事に切り抜けてきている。
 中国メディアの報道によると、李薇さんは今では「女傑」として尊敬の的になっているという。
 「貧乏人を笑うが、売春婦を笑わない」
という中国の有名な社会風刺もうなずける。





【国家の品格=ゼロ】


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エッフェル塔やロンドン橋などなど:中国各地のパクリ建築物は能力誇示が原因



●20日、なぜ中国にはパクリ建築物が多いのだろうか?写真はホワイトハウスを模倣した江蘇省常熱市の裁判所。



レコードチャイナ 配信日時:2013年2月21日 21時30分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=69632&type=0

エッフェル塔やロンドン橋、各地のパクリ建築物は能力誇示が原因―中国

 2013年2月20日、中国青年報は米国人記者の分析を通じて、なぜ中国にはパクリ建築物が多いのかを報じた。

 杭州には約3分の2に縮小した“エッフェル塔”があり、蘇州には本物よりも橋脇の高層建築物が2棟多い“ロンドン橋”がある。
  これ以外にも全国各地に様々な“ホワイトハウス”が存在している。

 また、上海市松江区の高級住宅街「テムズタウン」には、欧州中世の雰囲気を持つ街並みやバロック様式の教会、真四角な赤い色の電話ボックスなどがあり、英国王室の近衛兵のような赤い制服を着たガードマンが警備している。
 一見すると、まさに欧州の街角にいるような錯覚にさえ陥る。

 米ニュースサイト、ハフィントン・ポストの記者は
 「建築物においても古い歴史を持つ中国がなぜ、巨額を投じてパクリ建築物を作るのか疑問に感じた」
と話し、中国人がこうしたパクリ建築物を造るのは自分の能力を見せびらかしたいからだと分析する。
 欧米諸国ではパクリやコピーはタブーであり、
 自身の想像力欠如を示す行為でもある。
 しかし、
 中国ではコピーすることが技術の到達や文化の成熟を表し、
コピーした本人が低俗に見られることはない。

 では、なぜ中国人はマンハッタンやロンドンの街並みはまねて、ポーランドの街並みをまねないのか?
 それは、中国には強大な経済体に対する敬畏と憧れが存在しているからである。
 人々は強者をまねすることによって、強者と同様の豊かな生活を期待している。

 ならば、なぜ同様に経済が発展している日本の都市をまねないのか?
 ある政府高官は
 「それは当然あり得ない。考えたことすらない」
と直ちに反論した。
 他国の建築物をまねるのはなぜかとの問いに対し、この高官は
 「海外からの経験を学び、高品質で高効率、高水準な都市計画を実施しなければならない」
と答えた。

 記者は
 「これらのパクリ建築物が中国が欧米と同等の能力を持っていることの表現であるならば、将来中国が他国を超越する日が来た時に初めて自分たちの伝統ある建築物を見直すのだろうか?
 その時、このパクリ建築物はどうなってしまうのだろう」
と疑問を感じているという。




レコードチャイナ 配信日時:2013年3月2日 6時10分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=69911&type=0

エッフェル塔が杭州に出現、中国のパクリ建築でヨーロッパ一周―中国


●28日、パリのシンボルであるエッフェル塔が杭州のとある集合住宅地に姿を現した。住宅地全体にパリの街並みがそっくり再現されているという。このような模倣建築は中国では珍しく、ネットでは賛否両論だ。写真は杭州の「エッフェル塔」。

 2013年2月28日、パリのシンボルと言えば、何を置いてもエッフェル塔だが、そのエッフェル塔がなんと杭州に姿を現した。
 場所は、とある集合住宅地で、ディベロッパーによると、3分の1スケールで模倣して建てられ、一度は撤去する案も出たが、住民に反対されたという。
 28日付で中国新聞網が伝えた。

 ハンドル名「パリfeng」は自身のブログに、杭州のマンションの間にそびえ立つエッフェル塔の写真をアップしているが、目を凝らして見なければ、そこはパリの街そのものである。

 「エッフェル塔だけでなく、パリの街並みまでそっくりそのまま真似して再現されていた。
 中国の自分たちの建築を跡形もなく解体して、欧米に追い付け追い越せとでも言うのだろうか」
と「パリfeng」は疑問を投げかけた。

 写真がアップされると、たちまち話題になり、意見は大きく二つに分かれた。
 「とてもきれいで、海を渡らなくてもバカンス気分を味わえる」
と称賛する人もいれば、
 「中国の偽物文化もついにここまで来たか。
 真似ばかりしていたら、中国の特色が失われてしまう」
と嘆く人もいる。

この「杭州エッフェル塔」が建つ集合住宅地には、他にも「シャンゼリゼ通り」や「パリ風の庭園」などがあり、住宅地全体がパリをイメージして設計されている。異国情緒溢れる景観から、ウェディング写真を撮影しに来る人も多いようだ。

 このような模倣建築は中国では珍しく、人気の観光スポットにもなっている。
 杭州のエッフェル塔、
 鄭州(河南省)のロンシャンの礼拝堂(フランス)、
 蘇州(江蘇省)のロンドン橋(イギリス)、
 広州と恵州(広東省)のハルシュタット(オーストリア)、
ビザなしでもヨーロッパを周遊できる。

 イギリスの建築家が、杭州の「エッフェル塔」とイギリスの街並みを真似した上海郊外の「テムズタウン」に対し、法的手段に訴えると言っていると報じられたが、今のところ、これといった動きはないようだ。

 中国の法律では、著作権の保護期間は著作者の死後50年で、杭州のエッフェル塔は著作権の侵害に当たらないと専門家は指摘するが、今後の成り行きが注目される。





【国家の品格=ゼロ】


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2013年2月21日木曜日

中国の役人たちよ、日本人から「恥を知る心」と「責任感」を学ぶべき

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レコードチャイナ 配信日時:2013年2月21日 12時46分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=69624&type=0

日本の公務員倫理に関する調査、4割が厳しい見方―日本政府機関

 2013年2月20日、日本の国家公務員倫理審査会はこのほど、2012年度に実施した公務員倫理に関するアンケート調査の結果を発表した。 
 それによると、市民モニターのうち、公務員の倫理感について
 「全体として倫理感が低いが、一部に高い者もいる」または「倫理感が低い」と厳しい見方をしている人の合計は39.6%に達した。
 広州日報が伝えた。

 同調査は2012年11月に実施され、市民モニターの回答者数は1000人。
 公務員の倫理感について厳しい見方を示した理由(複数回答)では、
 「国民の利益よりも自分たちの利益を優先しているから」、
 「税金の無駄遣いが多いから」
の2項目が計80%以上を占めた。

 また、国家公務員の不祥事で非常に問題だと思うものについては、
 「公務外非行(痴漢、暴行、飲酒運転等)」が最多で、以下
 「汚職、横領」、 
 「警察など地方公務員の不祥事」、
 「国家公務員天下り問題」
などが挙がった。

(提供/人民網日本語版・翻訳/SN・編集/内山)




レコードチャイナ 配信日時:2013年2月23日 6時20分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=69654&type=0

透明度が高い日本公務員の交際費、公金での飲食は至難の業―中国メディア

 2013年2月21日、日本では公金での飲食は厳格な公金支出関連規定と監督審査にもとづいて管理されている。
 「地方公務員法」第36条では、接待を受けることは例外なく収賄行為に当たると定められている。
 行政機関の職員が公務により集会や慰問などのイベントに参加する場合、参加費を公費から支給することは可能だが、用途や金額を詳述する必要がある。
 関連規定でも、食事の時間や勤務時間以外の時間に利害関係にある人間と、職場以外の場所で面会することは避けるよう、注意を呼びかけている。
 人民日報が伝えた。

 大学教員の許(シュー)さんは
 「ある時、某企業と大学数校の研究者が、研究プロジェクトに関する討論会を開催した。
 プロジェクト経費を拠出する側の経済産業省担当者もその会議に出席した。
 しかし、夕食の時刻になると、この担当者は退席した。
 規定により、食事を取ることができないからだという。
 実際、会議にはお弁当が用意されていた」
と語った。

 東京都港区公式ホームページには、「区長交際費」というコーナーがある。
 区長が支出した交際費について、月ごとに詳細と金額が掲載されている。
 これによると、区長は2012年12月に計9件の交際費支出を行った。
 内訳は、区内の団体が主催した年末食事会の参加費が3件、区内の消防団団長との連絡会会費が2件、葬儀生花代が3件、年末寄贈記念品代が1件。
 各支出の金額は5000円から2万1000円で、総額は11万1250円だった。

 また、茨城県常総市では住民が監査請求を行い、市長と秘書公聴課長が公金より支払った弁当代を市に返還するよう求めた。
 同市の市長と秘書公聴課長は2012年7月、「地下鉄8号線建設促進並びに誘致期成同盟会」定期総会に出席し、1575円の弁当と231円のお茶(ペットボトル500ml)を公金で飲食した。
 業務中に公金から支給される飲食代としては、120円程度の飲み物が限度であるとの住民監査による判断に基づき、市長と秘書公聴課長は、その差額(1575円+231円-120円=1686円)の返還および年利5%の利息を支払うことが求められた。
 住民監査団体は監査請求後、このケースは「社会の常識」の許容範囲内との見解を示したが、日本の公務員が公金で飲食することが極めて難しい現状を裏づけている。

 年末年始や重要イベントの際には、日本の地方公共団体も懇親会を開催する機会が少なくない。
 しかし、飲食代は割り勘にするのが一般的だ。
 ゲストに送られる招待状には会費の額が明示されており、飲食の提供はバイキング方式や弁当である場合が多い。
 日本の企業が退職者の送別会や夏季納涼会などを開く時には、飲食代は全て個人負担となる。

 過去に、「外交機密費を使った日本外務省のぜいたくな飲食」というスキャンダルが世間を賑わせた。
 市民団体の監査に基づき、裁判所の判決によって、外務省は機密費の使途状況を公開するよう命ぜられ、この事件の後、機密費予算は大幅に削減された。
 住民による監査は公金飲食を管理するための重要なパワーとなっている。
 日本には各級・各種の住民監査団体があり、国と地方公共団体は財務諸表をネット上に公開し、監査を受けなければならない。
 東京都の石原慎太郎・前都知事は2007年の在任中に都費での交際費濫用について東京の地方議員らから訴えられ、裁判所から40万円を返還するよう言い渡された。

(提供/人民網日本語版・翻訳/KM・編集/内山)




レコードチャイナ 配信日時:2013年2月21日 12時26分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=69621&type=0

<レコチャ広場>
中国の役人たちよ、日本人から「恥を知る心」と「責任感」を学ぶべき―中国

 2013年2月20日、中国の著名な時事評論家・風青楊(フォン・チンヤン)氏はブログに
 「中国の役人は日本の役人から何を学ぶべきか?」
と題した記事を掲載した。以下はその内容。

 この世で日本ほど中国人に複雑な感情を呼び起こす国はないだろう。
 日本は中国にとって仇敵であり、友人でもある。
 日本は中国の学生であると同時に先生であり、怒りの対象でもあるが親しみの対象でもある。 
 拒絶しても、なおも強烈に引きつけられる国だ。

 ここでは日本人の「責任感」と「恥を知る心」について話をしよう。

 以前、鳥インフルエンザが流行した時、感染した鶏を流通させた養鶏場の経営者夫婦が自殺した。 
 残された遺書には「たいへんご迷惑をかけました」という言葉が記されていた。
 中国ではメラミン入り粉ミルクやスーダンレッド(発がん性のある有害な着色料)、痩肉精(赤身肉を増やすための化学薬品)に下水油(下水を再生して作った油)など、国民の生命を危険にさらした事件が数多く発生しているが、「私の責任です」と名乗り出た人間が1人でもいただろうか?
 ましてや「申し訳ない」と自殺した人などいるはずもない。

 もう1つ例を挙げよう。
 2011年、当時のJR北海道の中島尚俊社長が失踪。
 数日後に同氏の遺体が発見され、自殺と断定された。
 遺書には同年5月に発生した脱線事故について反省の言葉がつづられていた。
 浙江省温州市で発生した高速鉄道事故では、当局の責任者はどんな態度を取っただろうか?
 しかも報道官は救出活動を打ち切った後に女児が救出されたことについて「奇跡としか言いようがない」と述べている。
 あれほど重大な死亡事故を起こしておきながら、鉄道部の高官は平然と高給を受け取り、恥ずかしいとか申し訳ないとかいう気持ちはこれっぽっちも感じていない。

 日本人は職務を遂行する際に、自分の名誉と信用を担保にしている。
 日本人にとって名誉は命より大事なのだ。
 日本の総理大臣はころころ変わるが、彼らのように正々堂々と辞職する中国の指導者を見たことがない。
 日本経済に追いつくことはできても、制度上の遅れはわれわれにとっての致命傷だ。
 北京や上海などの大都市の建設は東京と比べても遜色はない。
 だが、空気や水がこれほど汚染され、国民13億人の生命が脅かされているにもかかわらず、誰も責任を負わず、有効的な具体策も取られていない。





【国家の品格=ゼロ】


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なぜ中国人指導者の伝記を中国人に執筆させないのか



●19日、中国人作家の楊恒均(ヤン・ヘンジュン)氏は、「中国人指導者の伝記はなぜ外国人が書くのか」と題するブログ記事を発表した。写真はトウ小平の伝記。


レコードチャイナ 配信日時:2013年2月20日 22時32分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=69571&type=0

<レコチャ広場>
なぜなの?中国人指導者の伝記を中国人に執筆させない、中国の出版社


 2013年2月19日、中国人作家の楊恒均(ヤン・ヘンジュン)氏は、
 「中国人指導者の伝記はなぜ外国人が書くのか」
と題するブログ記事を発表した。以下はその概要。

 米の中国問題専門家エズラ・ボーゲル氏が、伝記「トウ小平の時代」を出版した。
 これまでいくつかの外国人が書いた中国最高指導者の伝記を読んできたが、よく書けているとは思えなかったし、深いところに触れられているとも感じなかった。
 私は問いたい。
 なぜ中国人の書き手を探さないのか。
 出版社に聞いたところ「中国人に書かせる気は毛頭ない」の一点張りだ。

 私は作家として、中国人として屈辱を感じた。
 中国政府にも伝記の執筆チームはある。
 指導者の子供たちが伝記を書くこともある。
 しかしたいていは自画自賛に終始する。
 中国人が書いたものもあるが、海外で出版されるのみ。
 中国政府は国内での出版を厳しく統制しているため、海外の一部の人々にビジネスのチャンスを与えている。
 香港や台湾の書店では、中国指導者の伝記が目の付くところに積まれているだろう。

 言論と出版の自由は、中国憲法で市民の権利とされている。
 しかし、なぜ今は外国人だけが行使できるのか。
 外国人が書いた伝記も評価に値する。
 だが、中国人の中には少なくとも100人以上、より深いトウ小平の伝記が書けるものが存在すると思う。





【国家の品格=ゼロ】


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2013年2月20日水曜日

財産のすべてを子供の教育に賭ける中国の親たち=教育費が大きな負担に

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●16日、米紙ニューヨーク・タイムズは「大学生の子供にすべてを注ぎこむ中国」と題した記事を掲載し、子供を大学に通わせることが中国農村部の家庭にとって大きな負担となっている現状を紹介した。写真は東北大学の新入生。


レコードチャイナ 配信日時:2013年2月19日 20時30分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=69534&type=0

財産のすべてを子供の教育に賭ける中国の親たち=教育費が農村家庭の大きな負担に―米紙

 2013年2月16日、米紙ニューヨーク・タイムズは
 「大学生の子供にすべてを注ぎこむ中国」
と題した記事を掲載した。
 子供を大学に通わせるための費用捻出が、中国の農村世帯に大きな負担となっている。
 18日付で環球時報が伝えた。

 呉葉兵(ウー・イエビン)さんは今日も炭鉱の息苦しい坑道で電動ドリルを振るう。
 娘の学費を捻出するため休日以外は休まず働き、1カ月500ドル(約4万7000円)の収入を得る。
 妻の曹薇萍(ツァオ・ウェイピン)さんも毎年5月から7月まで果樹園で働き、それ以外の期間もアルバイトに出ている。

 呉さん夫妻は長い間ひたすら倹約する生活を送ってきた。
 交通費やみやげ代を節約して休日出勤手当てを稼ぐため、春節(旧正月)は5年も里帰りしていない。
 こうして稼いだお金のほとんどを娘の教育費にあてている。

 苦労の甲斐あって娘は大学2年生になったが、まだ安心はできない。
 この10年で中国の大卒者の数は倍増し、大学を卒業したというだけで高収入の仕事が確保できる時代は過ぎ去ったからだ。

 最近、娘が「大学を退学して仕事を探す」と言い出した。
 年収の半分以上を占める大学の生活費も悩みの種だ。
 曹さんが「老後を見てもらわなきゃならないから学校は続けて」と言うと、娘は「そんなにプレッシャーをかけないで」と言う。

 中国の年間の大学費用は農村の世帯収入の約6-15カ月分に相当する。
 また、大学に進むまでの教育にも相当なお金がかかる。
 もし子供が大学を卒業したのに就職できなかったら、すべての財を子供の教育に注ぎ込んできた中国の親たちは退路を失うことになってしまう。

 教育コストが高止まりしている一方で中国の経済成長は鈍化し、大卒者の失業率が急増している。
 子供を大学に進ませた親が安心することができるかどうかは、中国が今後数年にわたり経済成長と政治・社会の安定を維持できるかが鍵となりそうだ。





【国家の品格=ゼロ】


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2013年2月14日木曜日

中国の教科書は嘘っぱち! :中国史すら真実でない現状はまさに悲劇



●14日、ネット著名人・羅永浩氏は
 「1人の中国人として、真実に近い中国史を英国人が編集した出版物でしか確認できないなど、私たちの世代に共通する悲劇だ」
と語った。写真は中国にある小学校で使用している教科書。



レコードチャイナ 配信日時:2013年2月14日 18時57分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=69415&type=0

<中華ボイス>
中国の教科書は嘘っぱち!
中国史すら真実でない現状はまさに悲劇―ネット著名人

 2013年2月14日、日中は歴史問題や領土問題など、様々な問題を抱えており、これらの問題は両国の教科書にも波及している。
 2012年の9月には中国の人民教育出版社が中学2年生向けの地理の教科書を改訂し、地図上で日中両国が領有権を主張している尖閣諸島を中国の領土と明記したと法制晩報が伝えている。

 ネット著名人・羅永浩(ルゥオ・ヨンハオ)氏は、
 「中国で日本の教科書を批判している人の多くは中国語訳された日本の教科書を見たことがないはずだ。
 日本の教科書で最もひどいものは、市場シェアが1%に満たない出版社のものだが、それでも回避されている史実はごく一部で、表現も温和なものになっている。
 事実に基づいていない本当にひどい教科書は、中国でしか見たことがない。
 1人の中国人として、真実に近い中国史を英国人が編集した出版物でしか確認できないなど、私たちの世代に共通する悲劇だ
と語った。





【国家の品格=ゼロ】


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公害を嘆きながら自ら空気を汚す中国人の市民意識:正月行事くらい大目にみろよ!

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レコードチャイナ 配信日時:2013年2月14日 12時25分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=69403&type=0

<大気汚染>公害を嘆きながら自ら空気を汚す中国人の市民意識―中国紙

 2013年2月12日、北京晩報は記事
 「マスクをして花火、爆竹をするとはどのような市民意識か?」
を掲載した。

 旧正月の風物詩といえば花火爆竹。
 大みそかが最も華やかだが、花火と爆竹を盛大に打ち鳴らし、年味(正月気分)を盛り上げる風習がある。
 ただ問題は大気汚染。
 今年は1月以来、北京市で複数回にわたり深刻な大気汚染が観測されたこともあり、市当局がなるべく花火をしないよう呼びかけるという一幕もあった。

 だがふたを開けてみれば、例年同様、あちらこちらで花火、爆竹で旧正月を祝う姿が見られ、花火による大気汚染も深刻な数値を記録した。
 なぜ中国市民は自ら汚染を減らそうという態度を示せないのか。
 マスクをしながら花火をしている人までいたという。

 思うに、「旧正月だから」などなど自分を甘やかして汚染を許す口実を探す人が多いことが中国の汚染の理由となっている。
 「収穫期だけのことだから」と畑で麦わらを燃やす農民。
 「お金がないから」と汚染対策をせずに操業する工場がそれだ。

 汚染がひどい、あいつのせいだという恨み言を言うばかり。
 ゴミのポイ捨てをしている人はマイカーを乗り回すやつが悪いと言い、
 マイカーを乗り回すやつは公用車を使うやつが悪いと言い、
 公用車を使うやつはガソリンを売るやつが悪いと言い、
 ガソリンを売るやつはガソリンの成分基準を定めたやつが悪いと言い……。

 もし本当に我々の環境を良くしたいなら、政府、企業、そして一人一人の市民がその責務を果たし、そして一人一人が市民意識に目覚めることが重要なのだ。
 環境よ良くなれ、と座視していてはならない。
 また市民意識が強くなれば、自己を律するだけではなく、政府を動かし法律を整備し、企業を変えることにもつながるだろう。


 たしかにそれはそうだ。
 だが、お正月に爆竹を鳴らして何がいけない。
 お正月が一年中あるわけでもあるまい。
 一年にたった一回しかこないのがお正月だ。
 その一回のことのはじめに、爆竹をならすぐらい大目にみるべきだろう。
 せいぜい、一日二日のことではないか。
 お正月に良き日に、伝統の爆竹ぐらいならしたところで、大気汚染がどうなることのものでもあるまい。
 庶民の心情も汲んでやるのが当局だろう。
 正月の爆竹以外はしれぞれ対策があってもいい。
 しかし、お正月の伝統行事まで踏み込んでとやかく言うのは、言う方がおかしい。




【国家の品格=ゼロ】


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「調和ある社会」と「和諧社会(中国風調和ある社会)」

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サーチナニュース 2013/02/13(水) 17:26
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0213&f=national_0213_040.shtml

久しぶりの日本、人々はやはり秩序重んじていた=中国版ツイッター

  中国の電子商務網8848の代表取締役を務めるなど、eコマースの分野で大きな実績残した薛蛮子氏は12日、「何年ぶりかで来た」として、日本の印象を “つぶやいた”。
 日本の知人は
 「日本経済は20年でめちゃくちゃになった」
と言っているが、高級ホテルには客が多く入っており、なによりも、人々は必要に応じてきちんと行列するなど、紀律と秩序を重んじる日本人に変化はなかったと紹介した。

  薛氏は、東京駅の新幹線ホームで行列する人々の写真も掲載。
 中国では
 「紀律を引き締めれば、革命が勝利しないことはない」
などと言うが、紀律を守るという点で
 「欧州ではドイツが最もしっかりしており、アジアでは日本が第一だ」
と評価した。

  寄せられたコメントの多くが、紀律と秩序を重んじる日本人を評価した。
 「学習に値する」、
 「もしかしたら、中国人が日本人と同じように自ら規則を守るようになれば、その時こそ、中国が真に飛躍する時かもしれないな」
などといった意見が寄せられた。

  「きちんと行列する点で、日本は中国よりずっとよいのは絶対に間違いないことだ」
と論じた上で、
 「文化大革命の時代には、(中国でも)行列する習慣があったけど。
 だれか、(行列の習慣が)どうして消えていってしまったのか、研究してくれないか?」
との書き込みがある。

  中国では、電車やバスに乗り込む際などに「われ先に突撃」という現象が発生する場合が多い。
 中国人自身も問題視する人が多いが、「大陸部だけの話はない」と指摘したユーザーもいる。
 「シンガポールも香港も、その他の華人社会も日本にははるかに及ばない。
 秩序と紀律は日本人の骨髄に深く浸透してる。
 日本の社会こそ、調和ある社会だ」
と主張した。

  中国では胡錦濤政権下で「和諧社会(調和ある社会)」というスローガンが強調された。
 格差問題や環境汚染などがきっかけで 「人と人との調和」、「人と自然の調和」を構築するとの主張で、それまでの経済発展最優先の考えを修正するものでもあった。

  しかし、さほど大きな成果を挙げることはできず、また、インターネットの書き込みを削除する際に
 「社会の和諧(調和)のため」などの説明がなされたため、
 発言を封じられることを「和諧されてしまう」などと皮肉る言い方も流行した。
 「和諧」に言及したユーザーも、中国社会が「調和」とはほど遠い状態にあるとの認識を持つと考えてよい。




レコードチャイナ 配信日時:2013年2月14日 15時11分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=69417&type=0

<中国人が見た日本>
日本にはなぜ、相手を罵倒する言葉がこれほど少ないのか?

 2013年2月13日、中国・広東第二師範学院で教壇に立つ許錫良(シュー・シーリャン)氏が個人ブログに、
 「日本にはなぜ、相手を罵倒する言葉がこれほど少ないのか?」
と題した記事を掲載した。以下はその要約。

 友人のお子さんが、日本の名門大学で社会学と言語学を学んでいる。
 休暇を利用して帰国していた時に会ったので、日本語の習得具合について聞いてみた。
 彼は少し躊躇(ちゅうちょ)した後、笑っただけで何も話さなかった。

 何がおかしいのか尋ねると、
 「日本語で罵ってみようかと思ったんだけど、思いつかなくて」
と話し、
 「日本語で罵倒語といえば “バカ”くらいしか思いつかなくて。
 中国の抗日戦争映画でも必ず聞かれる言葉で、今さら面白くもないので」
と答えた。
 「八格(訳者注:発音がバカに近い)」
という言葉はなるほど、多くの中国人が知っている日本語の語彙(ごい)である。

 彼の説明によると、日本語の「バカ」は本来、
 「分別がない」「ごく基本的な常識さえわきまえていない」
という意味で、漢字で書くと「馬鹿」となる。
 この「馬鹿」という語は、史記の故事による
 「指鹿為馬(鹿を指さして馬となす)」
に由来するとも言われている。
 中国ではもともと、
 「強権によって無理を押し通す」
という意味である。

 ただ、日本では「バカ」という言葉を聞くことはあまりない。
 どうしても我慢がならないというような場合以外は、気軽に口に出してはならない言葉だからである。
 もしも友人関係ならば、この言葉を発することで絶交を意味することにもつながる。
 知らない者同士ならば、この言葉に続いて、けんかや殴り合いが発生する可能性が高いという。

 日本文化は恥の文化であり、やや強い口調の言いまわしが、非常にきついニュアンスに捉えられる。
 かつて田中角栄が周恩来と会談した際に、戦中のことを指して
 「わが国が中国国民に対して多大なご迷惑をおかけした」
と発言し、周恩来は
 「これほどの大罪を、『迷惑をかけた(訳者注:中国では軽いお詫びの意味で使われる)』で済ませるとはどういうことか」
と激怒したという。
 しかし、日本語の感覚としては、この「迷惑」という言葉がすでに非常に大きな重みを持っており、深い遺憾の意を表しているのである。

 日本人は一般に、相手に不満を示す際に、「あなたって人は…」とだけ言って、その後を続けないことが多い。
 言われた側もこれを聞けば自分の間違いに気づき、後ろめたさを感じる。
 多くの場合、相手を罵る「バカ」などの言葉を使う必要がないのである。





【国家の品格=ゼロ】


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2013年2月13日水曜日

中国ネット検閲システム“生みの親”、新年あいさつに罵詈雑言数万件

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●12日、中国の国家的大規模ネット検閲システム「グレート・ファイアウォール」の生みの親、北京郵電大学の方浜興学長がインターネットに新年の挨拶を書き込んだところ、コメント欄に数万件の罵詈雑言が殺到した。写真は方学長。



レコードチャイナ 配信日時:2013年2月13日 7時10分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=69365&type=0

中国ネット検閲システム“生みの親”、新年あいさつに罵詈雑言数万件―中国メディア

 2013年2月12日、網易によると、中国の国家的大規模ネット検閲システム「グレート・ファイアウォール」の生みの親、北京郵電大学の方浜興(ファン・ビンシン)学長がこのほど、インターネットの簡易投稿サイト・微博(ウェイボー)に新年の挨拶を書き込んだところ、コメント欄に数万件の罵詈雑言が殺到した。
 学長側はコメント欄を閉じたものの、2万5000回以上転送されて批判が拡大している。

 方学長は同9日午後3時35分、微博に「皆さん新年おめでとう。巳年に勝利を」で始まる格調高い一文を掲載。
 ところが賞賛の声はまったく寄せられず、コメント欄には突っ込みと罵りがあふれかえった。
 このため学長側はコメント欄を閉鎖。
 しかし、ネット上では転送に次ぐ転送が重ねられ、批判がエスカレートしている。

 方学長はグレート・ファイア・ウォール開発の中心的存在。
 同システムは中国政府に都合の悪い情報へのアクセスを阻むため、敵をはね返す万里の長城(グレート・ウォール)になぞらえ命名された。
 しかし、当局の情報操作に対する市民の不満が拡大。
 方角長は11年5月にも、武漢大学での講演中に学生たちの反発にあい、卵を投げつけられている。





【国家の品格=ゼロ】


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2013年2月9日土曜日

「外国人が中国人に求めるルール」:「金持ちの観光客」と「不法移民」

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●5日、中国人ブロガー・馮敬蘭氏は「外国人が中国人に求めるルール」と題した記事を掲載した。


レコードチャイナ 配信日時:2013年2月9日 7時30分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=69260&type=0

<レコチャ広場>
海外で見かける「中国人への注意書き」、恥ずかしくないのか?―中国

 2013年2月5日、中国人ブロガー・馮敬蘭(フォン・ジンラン)氏は
 「外国人が中国人に求めるルール」
と題した記事を中国のブログサイトに掲載した。以下はその概要。

 昔の中国の秩序ある暮らしについて家族と語りあった。
 娘にとっては信じ難い話のようで、
 「欧米人のマナーと私たち中国人のマナーって、昔は一緒だったの?」
と聞いてきた。
 「当然でしょ!」と私。
 学校で先生に会ったら敬礼をし、両親や目上の相手には敬語を使い、公共の場所で大声を出さず、仲間同士たがいに尊重し、道を聞かれたらきちんと教えてあげる
―これらはみな子供の頃から教えこまれ、自然と習慣になっていたものだ。

 しかし、長年培ってきた良い風習も、あっという間に壊れる。
 中国人が自国民に嫌われるだけでなく、外国人にも嫌がられるようになったのはいつの頃からだろう?
 海外に行って、レストランやホテルで見かける中国語で書かれた注意書きを見るたびに、腹立たしくなる。
 教養のない中国人たちが、あちこちでみっともないことをしているのだ。

 韓国・済州島のホテルの部屋にあったのは
 「エアコンに洗濯物をぶら下げて乾かさないで下さい。
 エアコンが壊れた場合には弁償していただきます」
という注意書き。
 韓国のトイレでは
 「便座の上に乗らないで下さい」
というものも。

 ニュージーランドの女性トイレでは、言葉ではなく便座の上に人が立っているイラストで表示。
 これももちろん中国人に対する注意だ。
 中国の公衆トイレでは、便座の上に必ず足跡が残っているのだから。
 同じくニュージーランドのマオリ族文化村では、建物の中に
 「ここから先に入らないで下さい」
の表示がある。
 これまでに何度も中国人に入られているんだろう。

 日本のトイレでも
 「トイレットペーパーは便器の中に入れて流して下さい。
 汚物は備え付けの箱に入れて下さい」
とある。

 オーストラリアのホテル1 階にあるレストラン入口には
 「係員がご案内するまでお待ちください」
の看板がある。
 中国人は中国人専用の席に案内される。
 なぜなら中国人はうるさいし、自分用とバッグ用に席を2つ占有したがるので、他の客に迷惑をかけるからだ。
 オーストラリア・シドニーの商業施設に設けられた休憩室には、快適なソファーが置かれ、
 現代絵画が飾られている。
 そこには
 「絵画を触らないで下さい。
 顔料が体や衣服を汚す恐れがあります」
と書かれている。
 これまで中国人にさんざん触られて困ったのだろう。

 これらの注意書きはすべて中国語だ。
 つまり中国人に対しての注意なのだ。
 英語や他の言語も書かれている場合もあるが、中国語の文字がひときわ大きく目立つようにしてある。
 中国人観光客よ、いつになったらルールを理解し、誇りを持てるようになるのか?




レコードチャイナ 配信日時:2013年2月20日 1時12分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=69557&type=0

「金持ちの観光客」と「不法移民」、海外の中国人のイメージは両極端―米華字メディア

●17日、海外での中国人のイメージは「やたらと金払いの良い観光客」と「不法移民」という両極端なイメージしかないという。写真は12年7月、深センから密航しようとして失敗した中国人。

 2013年2月17日、米華字メディアは海外の中国人には2つの奇妙なイメージがあると指摘するコラムを掲載した。
 以下はその内容。

 春節期間中に多くの中国人が海外に出かけた。
 その海外で、外国人は中国人に対してどのようなイメージを抱いているのだろう。
 以前、スイスの友人が
 「高級腕時計メーカーのパテック・フィリップ博物館で、腕時計を10本まとめ買いする中国人観光客を見かけた。
 店員は驚きのあまり、すぐには声も出なかった」
と話していた。
 似たような話を新聞やネット上でも目にすることができる。
 彼らは「豊かになった中国」を代表しているのだ。

 一方で、欧州を旅していると、粗末な服を着て片言の外国語を話す中国の不法移民をあちこちで見かける。
 彼らは地元警察の目をかいくぐりながら、細々と路上販売で生計を立てている。
 こうした不法移民も海外における中国人のイメージを形成している。
 彼ら不法移民のせいで、われわれ中国人は各国の入国審査で特別な「対象」とみなされているのも事実だ。

 私がスペインからフランスに列車で入国する際、他の国のパスポートを持っている乗客にはまるで無関心だった係官が、私の中国パスポートについては、しつこいほど何度もチェックしていたことがあった。
 また、ウィーンの街中を散歩していた時に、通りすがりの中国の女性から
 「前から警察が来る。 そっちに行くな!」
と言われたこともあった。
 彼女は不法移民で、金持ちには絶対に見えない私のことを仲間だと思ったようだ。

 「金払いの良い客」と「不法移民」。
 どちらのイメージも私は嫌いだ。
 フランス人や英国人、米国人のように、中国人として正当なイメージを獲得できる日は来るのだろうか?




レコードチャイナ 配信日時:2013年2月25日 8時40分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=69725&type=0
 
不法移民の中国人男性、オランダで奴隷同然の生活、震撼する国際社会―中国メディア

 2013年2月23日、中国の環球網は、不法移民の中国人男性がオランダで奴隷同然の生活を強要されていた事件について、海外メディアが驚きをもって大々的に報じたと伝えた。

 フランス通信社は21日、オランダのアムステルダム検察の発表として、同市内の中華レストランでコックとして働いていた中国人男性が、劣悪な環境下で長期間にわたって店主や従業員から虐待を受けていたと報道。
 この男性は2007年にオランダに入国。
 不法滞在であったため、アムステルダムの中華レストランで「黒工(違法なアルバイト)」に就いた。
 そこで52歳の女性経営者と従業員4人から日常的に虐待を受けていたという。
 彼らに脅されて複数のレストランで働かされていた。

 英BBCによると、この男性は毎日長時間の労働を強いられていたが、賃金は支払われておらず、彼の預金通帳は経営者に取りあげられていた。
 さらに男性はレストラン裏に設置された不潔なケージを寝場所として与えられており、その中で1年間も生活していた。
 テレビカメラで常に監視され、病気になっても病院に行かせてもらえなかったという。

 オランダ語が話せない男性は、自身が不法移民であるとの理由から、悲惨な生活から抜け出せる日が来るとは思っていなかったようだ。
 現在彼は警察の保護下にある。
 検察側は虐待していた女性経営者に対し移民法違反の罪で懲役20カ月、従業員4人にはそれぞれ10カ月から15カ月の懲役を求刑している。

 オランダではここ数年、不法移民にまつわる犯罪が急増。
 女性に対する売春強要の他に、さまざまな形での搾取事件が発生している。
 また合法的に入国滞在している外国人労働者に対する雇い主の虐待事件も増加傾向にある。







【国家の品格=ゼロ】


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2013年2月5日火曜日

トウガラシ水を噴射! フライト欠航に不満、暴挙に出た乗客らに空港警察職員が



●3日午後、中国・雲南省昆明市を離陸予定だった旅客機が、到着地の悪天候のために欠航になった。これを不満とした一部乗客の暴挙に対し、空港警察の職員が“トウガラシ水”を噴射したとして、争議になっている。写真は2013年1月、霧のために144便が欠航となり、大混乱となった昆明長水国際空港。



レコードチャイナ 配信日時:2013年2月5日 16時3分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=69154&type=0

トウガラシ水を噴射!
フライト欠航に不満、暴挙に出た乗客らに空港警察職員が―本日の中国TOPニュース

 2013年2月3日午後、中国・雲南省昆明市を離陸予定だった旅客機が、到着地の悪天候のために欠航になった。
 これによって足止めを喰らった乗客の一部が搭乗ゲートを強行突破しようとするなどの暴挙に出たため、空港警察の職員が彼らに対して“トウガラシ水”を噴射したとして、争議になっている。 人民日報の報道。

 昆明長水国際空港を3日午後2時55分に離陸予定だった祥鵬航空の航空機は、途中経由地である宜昌(湖北省)が濃霧のために着陸不能と判断。
 この便を欠航とした。
 乗客133人に対し、同社が提示した代替条件は、翌日朝か正午への振り替え便と、3日の宿泊費・食費の支給だった。
 天候条件によるもののため、航空会社側にも過失があるわけではないが、この申し出に対しておよそ20~30人ほどの乗客が不満を唱え、搭乗ロビーに居座る事態に。
 「明日も悪天候が続いて振り替え便も欠航となったらどうしてくれるんだ?」
との言い分で、3カ所の搭乗ゲートを突き破ろうとするなどの行動に出た。

 これに対して、さらなる“強硬手段”に出たのが空港警察の職員。
 少量ではあるが、彼らに向けて“トウガラシ水”を吹きつけたという。
 さいわい、負傷者は出なかったが、この顛末が物議をかもすことになっている。
 空港警察は現在、「事件の経緯を調査中」としており、その結果も後日改めて発表するとしている。
 
※<本日の中国TOPニュース>では、中国の大手主要ポータルサイトによるニュースアクセスランキングから、注目の一記事をピックアップする。
 本記事は2013年2月5日付の中国大手ポータルサイト・新浪(Sina)のランキング3位の記事。



レコードチャイナ 配信日時:2013年2月15日 8時32分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=69423&type=0

ファーストクラスの中国人客6人、やりたい放題で離陸遅れる
=ベルト拒否に火器携帯―北京の空港

 2013年2月14日、法制晩報によると、同13日正午ごろ、中国の北京首都国際空港で、北京発アムステルダム行きのKLMオランダ航空機内で、ファーストクラスの中国人乗客6人がシートベルトの着用を拒むなどして乗務員と口論になり、機長が離陸を拒否する事態となった。
 空港警備員が 6人を機体から降ろし、同便は遅れて離陸した。

 乗客の一人が簡易投稿サイト・微博(ウェイボー)に書き込んだところによると、6人は搭乗時刻に遅れて到着。すでにほかの乗客は席に着いて待っていたが、6人はシートベルトの着用や携帯電話の電源を切ることを拒否。
 うち数名は火器を持っていたため、乗務員と激しい口論になったという。
 さらに、女性客の1人が口汚くののしりながら「乗務員の写真を撮って暴露する」と騒いだという。

 このため乗務員はほかの乗客に対し、「ファーストクラスでトラブルが起きている」と説明。
 機長は離陸を拒否し、空港警備員が駆け付け6人を機体から降ろしたという。



ロケットニュース24 # 4時間前
http://rocketnews24.com/2013/02/15/293749/

【中国】オランダ航空でワガママ中国人客が騒いで離陸できず → 置き去りにして離陸強行!



 長距離移動にはかかせない飛行機。
 安全のために搭乗時には「火器は持ち込まない」「電子機器の電源をオフ」などのルールが設けられている。
 これらを守ってはじめて快適な空の旅を楽しめるのだ。

 だが、先日、中国でオランダ航空に搭乗していた6名の乗客がこれらルールを断固拒否、大声で客室乗務員を罵倒するなど騒ぎを起こしていたという。
 この影響で離陸が遅れるという事態に陥っていたそうだ。

 2月13日、中国北京の首都国際空港。アムステルダム行きのオランダ航空KL898 便が、搭乗時間に遅れた6名のファーストクラスの中国人客を待っていた。
 6名は少し遅れたものの無事搭乗。
 離陸を待つばかりとなったそのとき、事件は起こった、ファーストクラスシートからわめき声が聞こえてきたのだ。

 なんと遅れてきた6名の中国人客が乗務員の指示を聞かずに騒いでいたのである。
 彼らはシートベルトの着用を断固拒否、携帯電話も切らず、挙句の果てに客室乗務員を口汚い言葉で罵ったという。
 客室乗務員の写真を撮りネットにさらすと迫った者さえいたそうだ。

 機内2階部分のファーストクラスで起こったものだが、その騒ぎは1階部分にまで聞こえてくるほどのものだったそうだ。
 この状況に機長は離陸不可と判断。
 「ファーストクラスで乗務員とお客様間でトラブルが発生したため、機長が離陸を拒否」
という機内アナウンスが流れたという。

 このニュースに中国ネットユーザーからも、
 「恥ずかしい」や
 「中国人は一体いつになったらルールを守れるようになるんだ」、
 「ちゃんとマナーが守れる人が頑張らないと中国人のイメージは悪くなる一方だ」
と批判的な声が多数出ている。

な お、KL898便は即刻、空港警備員に通報。
 6名は警備員により機体から下ろされた。
 飛行機は6名を残しオランダへと飛び立ったそうだ。
 
 この騒動については警察も把握しているという。
 警察によると
 「確かにこのようなことはありましたが、暴力行為などはなかったと聞いています。言
 葉の壁がありコミュニケーションがうまくいかなかったため発生したトラブルだったようです。
 6名は航空会社が手配した別のフライトで旅行を続けたそうですよ」
とのことである。




サーチナニュース  2013/02/18(月) 10:39
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0218&f=national_0218_012.shtml

KLMオランダ航空、中国便は往々にして「阿鼻叫喚のカオス」

  13日の北京・首都空港発アムステルダム・スキポール空港行きKL898便で、中国人乗客6人が乗務員の指示に従わず騒いだため、同機から強制的に下ろされた。
 KLMは欧州-中国大陸間のルート拡大を積極的に行っているが、
 中国人乗客の振る舞いにより機内が「阿鼻叫喚のカオス」状態になることも多いという。

  13日の騒ぎについては、KLMも「安全運航上に問題をきたす」ためだったなどと、事実を認めた。
 米国の航空関連サイトによると、同便の出発時刻は北京時間午前11時55分が定刻だが、実際には約1時間遅延の午後0時53分にゲートを離れたと記録されている。

  英国のアナリストは、大きな遅れが出なかったことについて
 「6人の振る舞いを見て、機長は搭乗拒否を即断即決したのではないか」
と指摘した上で、中国線への乗務に向け
 「問題のある旅客がいる時の対応方法をあらかじめ決めている可能性が高い」
との見方を示した。

  KLMは親会社のエールフランスと共に、欧州-中国大陸間のルート拡張を積極的に行っている。
 北京や上海、広州などの大都市だけでなく、成都や瀋陽、杭州、アモイなどへの直行便も運航。
 “中国の田舎のお金持ち”の欧州行きを後押ししている。

  しかし、機内は往々にして「阿鼻叫喚のカオス」となるという。
 サービス向上を目的に多数の中国人スタッフが乗務しているが、かえってこれが裏目に出ることもあるという。
 飛行中、機内で立ち上がっておしゃべりを延々と続ける乗客や、ドアサイドの空きスペースで酒を飲み交わすグループがいたりなど、おおよそ国際線の機内とは思えない惨状を呈する。

  「中国によく飛ぶ」という英国人ビジネスマンは
 「KLMは切符が安いのが魅力だが、お客の態度はどうにかならないのか」
と頭を抱えている。





【国家の品格=ゼロ】


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2013年2月4日月曜日

中国満州族が、自らのルーツを探り始めた



●1月30日、米紙ロサンゼルス・タイムズが、かつて中国を統治していた満族(満州族)のルーツを探る人が増えつつあると報じた。写真は瀋陽市にある世界遺産・清昭陵で再現された清朝時代の式典。



レコードチャイナ 配信日時:2013年2月3日 21時37分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=69095&type=0

中国満州族が、自らのルーツを探り始めた―米紙

 2013年1月30日、米紙ロサンゼルス・タイムズは、かつて中国を統治していた満族(満州族)のルーツを探る人が増えつつあると報じた。 
 環球時報(電子版)が伝えた。

 満族は、中国を統治支配した最後の民族であり、清朝(1644~1912年)を設立した。
 満族のエホナラ氏として最も著名な統治者には、清末期に中国を実質的に統治した西太后がいる。

 それから1世紀を経た現在、満族は彼らのルーツを探る旅を始めた。
 ある大学では、消滅の危機に瀕する満州語の研究を始めた。
 他にも満族の舞踊や食べ物、音楽を研究するクラス、インターネットフォーラムまで存在する。
 また、満族の姓を名乗る人も多く現れ始めた。

 現在、満族人は中国各地で生活しており、若干容貌が異なる他は、漢族と差はほとんどみられない。
 29歳の葉明(イエ・ミン)さんはインターネット上に満族に関するフォーラムをつくり、参加するユーザーは1万7000人に上る。
 「現在は中国の経済や政治情勢が安定しているので、ルーツを探るゆとりがあるのだろう」
と葉さんは語る。

 河北省出身の馬宝和(マー・バオホー)さんは、大学で少数民族の同級生と知り合い、満族の文化に興味を抱いた。
 人々が満族の同級生に満州語について尋ねているのを見て、自分も満州語を勉強しようと思ったという。
 現在、北京の中央民族大学とその他一部の学校では満州語のクラスがある。
 政府も満族の文化が消滅するのを防ぐため、かつて古代満族が集住していた地域の学校に満州語のクラスを開いている。


 なを、満州族が「元」を立てたモンゴル民族系とする説はあまり説得力はないようである。
 満州族は独立した民族をするのがいいようである。





【国家の品格=ゼロ】


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2013年2月1日金曜日

大気汚染で列車が故障?:「大気汚染は石油企業にも責任、しかし…」

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●30日、中国でこのところ深刻な社会問題となっている大気汚染が、想像外のとんでもない事態を引き起こした。なんと、空気中に浮遊する帯電微粒子が列車の電気系統に故障を引き起こしたのだという。写真は2013年1月14日、河南省許昌市を通過する高速鉄道の京広線。


レコードチャイナ 配信日時:2013年2月2日 9時17分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=69057&type=0

大気汚染で列車が故障?
前代未聞の運行停止事故に大ブーイングの嵐―中国版ツイッター

 2013年1月30日、中国でこのところ深刻な社会問題となっている大気汚染が、想像外のとんでもない事態を引き起こした。
 なんと、立ち込める
 濃霧の中に浮遊する帯電微粒子が列車の電気系統に故障を引き起こし
 1時間あまりも運行停止になったのだという。

 事故は、中国が国威の象徴として敷設を推し進めている高速鉄道で発生した。
 昨年12月に全線開通したばかりの北京市と広東省広州市を結ぶ京広線が、河南省信陽市を走行している際、前出のような理由で運行停止に。
 京広線初の運行停止事故はその後、上下14本で遅れを出し、中国鉄道部も「濃霧が事故原因」と認めるに至った。
 乗客の証言では、事故の前に窓外で「閃光が見えた」としている者もいる。
 大気汚染が運行中の列車を停めてしまうなど、思いもよらない事態は、この数日後に始まる旧正月の帰省ラッシュにも影響を及ぼすかもしれない。

 このニュースが国営テレビの中央電視台(CCTV)によって報道されると、“中国版ツイッター”と呼ばれる簡易投稿サイトではこれに関連する投稿が殺到した。
 政府が高揚気味にうたっていた高速鉄道のすばらしさを揶揄する声、環境汚染への不安の声が入り混じっている。
 以下はその具体的な投稿内容。

●.「高速鉄道、脆弱過ぎ。
 技術面だってまだまだじゃん!」
●.「高速鉄道って見かけ倒しで中身はぜんぜんダメだな!」
●.「ついこの前、高速鉄道は飛行機と違い、霧の影響は受けないって言われてなかったっけ?」
●.「高速鉄道を設計している時にはその性能のすばらしさを吹聴して、外国製の車両よりどれだけ優れているかとアピールしていたけど、ふたを開ければ雷があってもダメ、霧があってもダメってどういうことよ?」
●.「でもさ、これって普通列車では起こらない事故なの?」

●.「海外でこんなにひどい大気汚染の話って聞いたことないよ。
 鉄道業界でも研究が進んでいるのかもしれないけど、解決策が見つからないのかもね」
●.「大気汚染、いろいろな業界に影響しているね。
 ほんとヒドイや、環境保護は1人1人が心がけていかないと」
●.「排出削減、本気で取り組まないとだな」
●.「発電所を改造し、原発を増設し、排気基準を厳格化すべし」
●.「経済発展の代償は本当に深刻だな!
 環境保護を先延ばしにしていると救いようがなくなるぞ!」




レコードチャイナ 配信日時:2013年2月1日 14時23分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=69042&type=0

「大気汚染は石油企業にも責任、しかし…」
 国営三大石油大手会長の発言に反感―本日の中国TOPニュース

 2013年1月31日、中国で首都の北京市など北部を中心に先月から続いている深刻な大気汚染について、三大国営石油企業の会長が
 「製油企業にも直接的責任の一端がある」
と認めた。中国国営・新華社通信の報道。

 中国石油化工グループの溥成玉(フー・チョンユー)会長の“責任”発言が大きく注目されている。
 しかしながら一方で、
 「製油企業が基準値を満たしていないのではなく、国家基準が甘いということだ。
 中国でユーロV(欧州連合の自動車排出ガス規制、数字が大きいほど厳しい)を採用しているのは北京だけ。
 その他の地方ではユーロIIIが採用されており、公的基準を引き上げなければ他もついてこない」
と発言している。

 これが報道されると、記事のコメント欄には非難が殺到。
 経済利益を優先した結果、責任を政府に押し付けるかのような発言内容に、多くの一般市民は反感を募らせているようだ。

 「国家経済の命運を握り、それによって世界の百強企業にまで上り詰めた国営石油企業。
 石油価格だって彼らの言うままに操られていたじゃないか」
 「これでまた政府から莫大な“設備改造費”をかすめ取るつもりか。
 責任転嫁だけでは飽き足らず、これを金もうけの手段にしようとは!」
 「早く民間企業や外資企業を参入させろ。
 廉価でクリーンなガソリンはいつになったら市民の手に届くんだ」
 「これってつまり、まもなくガソリン価格が値上げしますっていう前振りじゃないの?」
 「こういう石油企業幹部の家族って、みんな海外に移住済みらしいよ。
 だから、国内の環境汚染なんて関係なく、金もうけに専念できるってわけ」

※<本日の中国TOPニュース>では、中国の大手主要ポータルサイトによるニュースアクセスランキングから、注目の一記事をピックアップする。本記事は2013年1月31日付の中国大手ポータルサイト・新浪(Sina)のランキング10位の記事。






【国家の品格=ゼロ】


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アフリカで高まる中国の影響力:中国人がいない都市はないほどに





レコードチャイナ 配信日時:2013年2月1日 9時20分    
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=69009&type=0

アフリカで高まる中国の影響力、中国人がいない都市はないほどに―香港紙

 2013年1月29日、香港のサウスチャイナ・モーニング・ポスト紙によると、アフリカにおける中国の影響力が高まり続けている。
 環球時報が伝えた。

アフリカでは中国が存在感を増しており、タンザニア最大の都市・ダルエスサラームのカジノは客の大多数が中国人で占められている。
 アフリカでは中国人がいない都市はないというほどになっている。
 ここ10年で中国人のアフリカにおける人口や投資額、貿易額いずれも急速に上昇しており、タンザニアにおける投資額では米国も中国に劣るという。

 タンザニア鉄道は1970年代に中国の援助で建設され、これが中国にとってアフリカ市場進出の第一歩となった。
 現在、アフリカで生活する中国人は100万人いるとされ、アフリカにおける国連の平和維持活動でも主要な参加国となっている。
 また、アフリカとの貿易も成長の一途をたどっており、2000年には106億ドルだった貿易高は2011年に1660億ドルにも達している。

 新書「中国とアフリカ:百年の往来」では、中国とナイジェリアの貿易関係が大きく発展しており、
 「次々に新たな取引が生まれ、投資が決まり、合意が結ばれている」
と紹介されている。
 著者によれば、中国系企業と合資企業600社が建築や石油、天然ガス、科学技術、通信、製造、教育などの産業に加わっているという。

 中国の存在は経済にとどまらず、アフリカ最大規模の都市・ラゴスでは
 「中国人ビジネスマンの生活・商売の場所が万里の長城のように広がりを見せている」
と、記事は伝えている。



ニュースウイーク 2013年01月21日(月)14時49分
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2013/01/post-2821.php
[2012年3月14日号掲載]

危険でもアフリカ目指す中国企業を待つ現実
China's Achilles' Heel
ミンシン・ペイ(米クレアモント・マッケンナ大学教授)

 資源争奪戦での「独り勝ち」を狙って危険地域にも大攻勢をかける中国だが、自国民と企業を守る体制は整っていない


●積極攻勢 スーダンなど欧米が二の足を踏むような国にも中国企業は進出している Reuters

■中国のアキレス腱があらわになった出来事だった。

 2012年1月末、スーダンで中国人労働者29人が反政府武装勢力に拉致された事件は、中国が世界に経済的影響力を拡大する上で直面する弱点をあらためて浮き彫りにした。

 世界の紛争地域で中国人が誘拐されたり襲われたりしたのは、これが初めてではない。
 5年前には、パキスタンで中国人技師3人が武装勢力に殺害された。
 1年前にリビアで内戦が始まったときは、中国政府が艦船と航空機を差し向けて3万人以上の中国人を救出したこともあった。

 スーダンで拉致された労働者は程なく解放されたが、同様の事件は今後も起きるだろう。
 このため中国は対外進出路線、とりわけ天然資源の確保戦略を見直すよう迫られている。

 中国政府が世界に経済的影響力を広げたいと考えるのは、不思議でない。
 中国経済は天然資源への依存度が高い。
 成長を続けるためには、エネルギーや鉱物資源を安定的に確保することが欠かせない。

 問題は、天然資源の相場が極めて不安定なことだ。
 しかも、採掘しやすい油田や鉱山の多くは、既に欧米系の資源・エネルギー大手に押さえられている。

 中国としては、不安定な天然資源相場と欧米系の多国籍企業に翻弄されずに天然資源を確保したい。
 国際市場や欧米系の多国籍企業を通さないで、戦略上重要な資源に直接アクセスできるよう、最大限の努力を払う必要がある──中国政府はかなり前からそんな結論に達していた。

■欧米の兵力に「ただ乗り」

 こうした認識は政策にはっきり反映されている。
 中国はこの10年、天然資源の争奪戦でどの国よりも積極的な攻勢をかけてきた。
 国有企業は国内の金融機関から超低利の融資を受けて、資金力を武器に他国の企業との競争を制して資源開発権を取得してきた。

 政府の後押しの下、中国企業はスーダンやジンバブエ、コンゴ(旧ザイール)など、欧米の企業が二の足を踏むような国にも積極的に進出している。

 しかしその結果、中国は深刻なジレンマに直面し始めた。
 新興経済大国にのし上がったはいいが、自国の企業と国民を守るために、世界の隅々に兵力を投入できるような体制は整っていないのだ。

 大抵の場合は欧米諸国が安全を確保してくれているので、それに「ただ乗り」すればいい。
 例えば、アメリカ海軍が重要な海上輸送ルートをパトロールしているおかげで、中国船も安全に航行できる。
 中国が30億ドルを投じてアフガニスタンで開発している銅鉱山は、アメリカ陸軍に守られている。

 それでも常にただ乗りができるわけではない。
 あまりに危険が大きく、さすがのアメリカも自国の兵士を送り込もうとしない国もある。
 スーダンがそうだ。

 中国が資源確保を目指して、危険な国に単独で進出するのであれば、それ相応の兵力投入能力を築く以外に自国の権益を守る手だてはない。

 しかし、それには莫大な予算が掛かるし、近隣諸国や欧米諸国の不安をかき立ててしまう。
 いずれにせよ、必要な軍事力を整えるには時間がかかるので、当座の安全確保のニーズは満たせない。




【国家の品格=ゼロ】


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