
●5日、中国・北京市で社科文献出版社はこのほど「ニューメディア青書:中国ニューメディア発展報告2012」を発表した。写真はバスでタブレットPCを利用する会社員。
『
レコードチャイナ 配信日時:2012年10月6日 22時42分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=65252&type=0
ネットを基に台頭したニューメディア、中国社会の成長を促す新たな力に―中国メディア
2012年10月5日、中国・北京市で社科文献出版社はこのほど
「ニューメディア青書:中国ニューメディア発展報告2012」
を発表した。
青書は
「ニューメディアはすでに中国社会の成長を促す新たな力になっている」
と指摘している。新華社通信が伝えた。
青書は
「ネットを基に台頭したニューメディアはすでに人類の歴史上最も速く、深く広い影響力を持つ、最も力強いメディアとなっている。
2011年以来、中国のニューメディア・ユーザーは増え続け、ネットワーク化と社会化を高め続けた。
また、機能を開拓するニューメディアは社会との融合を深め、すでに中国社会の成長を促す新たな力になっている」
と指摘し、以下の4点を挙げた。
①.ソーシャル機能が一段と強化。
インスタントメッセージが検索、音楽、ニュースを上回りインターネットの最大の利用法となり、ユーザー数は2010年比で17.7%増の4億1500万人に達した。
モバイル・インターネットではインスタントメッセージの使用率が年15.4%の増加を示し、過去最高の83.1%に達している。
このほかソーシャル機能と関連するミニブログが人気を博し、ソーシャル・ネットワーキング・サービスの利用者も小幅に増加している。
②.意見表明、政治参与・議論機能が著しく強化。
ミニブログ・ユーザーは2010年末の6311万人から2012年6月には2億7400万人へと激増。
使用率は300%近く伸び、中国ネットユーザーのミニブログ利用率はすでに過半数に達している。
これはニューメディアを通じた表明ルートが拡大し、モバイルな意見表明と政治参与・議論が常態化しつつあることを示している。
③.ニューメディアのビジネスへの応用が急速に発展。
電子商取引と関係するオンラインショッピング、オンライン決済、ネットバンキング、ネット共同購入などニューメディアの応用が著しく成長している。
④.ニューメディアの文化、娯楽機能が安定的に拡大。
ネットニュースはネットユーザーが情報を得る主要ルートだ。
ネット上の動画、音楽、ゲームは依然着実に発展している。
特にスマートフォン、タブレットPCといった端末革命によって、ネット閲覧、ゲームはさらに発展し、ニューメディアは文化・娯楽型プラットホームになった。
』
【国家の品格=ゼロ】
_